あらすじ
恋に臆病な花屋の紬は、上司の頼みで大手商社の御曹司・太一とお見合いすることに。紬の真摯な仕事ぶりに恋に落ち、見合いを所望したという太一は「何があっても奪うから」と熱い求婚宣言をしてきて…!? 恋愛に自信が持てない紬だが、一途な溺愛を注がれ次第に太一に心絆されていく。そしてある夜「紬が欲しい、もう待てない」――情欲を纏った視線に射られ、甘い夜を教えられてしまい…!?
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うらやましい
とても素敵な女性です。
自分の仕事に誇りを持ち一生懸命で、それでいてとてもかわいくて、そんな彼女だからこそ引かれるものがあるのでしょうか。
一途に愛されて、うらやましく夢みたいです。
ステキなふたり
始まりは唐突なお見合い。
どうなるのかと思ったけれど、想いがあるからこその強引なアプローチ。
でも、やっぱり人柄にお互い惹かれたのでしょうね。とても羨ましいくらいのお互いを想い尊敬し合う様子がステキでした。
そして、作者さんの他の作品の登場人物もステキに登場していて興奮しました!!
あとがきで、新婚旅行のことに触れられていましたが、コロナの現在。作者さんの配慮もステキです。
それでもおふたりなら幸せに毎日を過ごされていますね!おめでとうございます!
強さのある女性
スパダリから溺愛されるヒロインのシンデレラストーリーは大好き。周りに反対されて身をひくヒロインが多い中、こちらのヒロインは信念を貫き通したりマウントにも負けない芯の強さがあり、ちょっと新鮮な感じで好感が持てた。ヒーローサイドの話も盛り込まれてるし、同じ作者さんの別作品の登場人物も出てきたりと楽しめた。
お花に詳しくなれるお話でした
ブライダル関係のお仕事に憧れていたことがあるので、すごく興味を持って読み進められました。お花の世界は奥深い。
また、語り手が男女かわるがわるなのが江國香織さんの『きらきらひかる』を思い出させて大変よかったです。
ただ、難を言えば時々エピソードがくどくなっていること。
この先生のクセなのでしょうか。
今回は読むのに疲れを感じたので、その分の−1の星4つ評価にしました。