【感想・ネタバレ】「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本（きずな出版）のレビュー

権藤優希

もしかしたら、無理にしゃべろうとするから、うまくいかないのかも？ しゃべらないことこそ、コミュニケーションのカギ！ 人と話すとき「話すのは苦手……だけど話さないのも気まずいから、がんばってなにか話さなきゃ……」と思っていませんか？ じつは、口ベタでも、人づきあいが苦手でも、スムーズに会話を運んで相手との信頼を築く方法があります。その方法は……「無理にしゃべろうとしない」こと！ 一方的に話しかけるのではなく、相手の話を引き出す会話をすることで、人付き合いがぐっと楽になる！ 本書では、口ベタでもうまくいくためのコミュニケーション、そのために大切なマインドやスキルをご紹介。人間関係の悩みから抜け出す会話術！

[ブクログ · ★★★★★]

シンプルに、今必要なことが書いてあった。
ものすごくスッと心に入る言葉が多くて、折り目たくさんや。。

・人は現象に対して反応を選択してる。
　全て選択の結果である。

・書くこと。最も伝えたいことがあり、どう伝えるかを組み立てる。それだけ。

・暇だから悩むの。
　スケジュール埋めなさい。

・無計画は失敗を計画すること。
　それでも自分ならなんとか打開できる

・良質な睡眠、食生活、適度な運動。以上。

・相手の話を聴く。自分の主張は少しずつ、質問に織り交ぜながら。困ったらオウム返しでいい。
無理に喋るくらいなら、黙っとけ。

・届けたい想いを明確にして、行動させることを意識して喋る。

・うまくいく。理由はこう。事実はこう。意思決定できる材料はこう。見解はこう。
　※見解は最後で良い。

・数字と%で。常に数字に素直になる。

・相手との勝負の土台から降りる。「ごめんな、おれが〜しなかったから悪かった。」器のでかい人間が、まず謝る。

・まず失敗からストーリーを組み立てよ。

・ごめんね、すごいね、もっと教えて。
　褒める、驚く、面白がる。

・痛みを喜べ。喜ぶから、人間関係の悩みから脱却できる。

・「約束したから」
　　おれはね、貴方の人生も必ず豊かなものにする。約束する。」

・無駄バイアスから解放されるため、なぜ、そもそも、本当に。

・サボること。優先順位をうまくつけよう。

・いかなる場面でも、自分の都合より相手の都合を優先することが、人生の絶対的成功法則。
いかにその人の、その会社の人生をより豊かにできるか、その人の良きアドバイザーになれるか、このことを最優先すること。

向き不向きで諦める人がキライ。続けてたら、面白くなって好きになる。

・あなた自身が喋ってることに、あなたが一番感動してください。

[ブクログ · ★★★★★]

人間関係を円滑にするためには、自分がどうしゃべるかよりも、相手がどう思うかがポイントになる。芝居をするにおいても相手役をどう思わせたいか、そう思わせるためにどのようにアプローチしていくか。相手のペースに合わせて喋ることも重要

[ブクログ · ★★★★☆]

人と会話する時のちょっとしたコツから、どうして悩むのか？という精神論まで読みやすく書かれている。

【「お金よりもワクワクの時代」 だからこそ人間関係が重要になる】
この言葉がとても響きました。

[ブクログ · ★★★★☆]

ご縁を大事にしてきたお陰で知ることができた多事業展開してる権藤さんの本が、ついに3冊目に突入し出版されたとの事なので、早速読んでみることに。
本作を読んでの感想は、「話し方の技術面の話しが少し多く書かれてるのかな」というのが冒頭部分の感想。ただ、途中から人に対する思いやりから来る気持ちの持ち方や、自分の本質を磨きあげるための本なんだと読み進めてからわかる。
そして、人の悩みや、大事な会話術、成長するためにはという何十冊分の本の内容をぎゅっと詰め込んでる内容。
すべてのコミュニケーションで大事になることは、『相手思いから全てきているということ』
更に読み進めると、自分自身も耳がいたい話も多くあり、改善するポイントもいくつもあった。「事実、結果から話す」「数字を共有する」「マウントをとらない」「『孤独は嫌だ』を捨てる」そこが非常に学びになったポイント。
そしてまず何を始めるにも、先に圧倒的に信頼できる『チームをしっかりと作ること』商売…事業…経営をするにあたって、本気で信頼して尊敬しあえる仲間がいるのは立ち上げた後を考えるととてつもない安心感がある。
権藤さん自身も、チームを作る過程で様々な経験をしてきたんだと思うと、まさしく人が成長するのは人との関りだなと確信した。
この本も、何度も何度も読み返すバイブル本になりそう笑