あらすじ
今日一日、あなたはどれだけ「思考」しただろうか? 物思いにふけったり、過去を思い煩ったりするような堂々めぐりの「考えごと」は「思考」には含まれない。「どうすれば面白くなるか」「どうすればお客さんが喜んでくれるか」等々、何かをよくするために工夫したり、新しい企画を生み出すことこそが「思考」である。考える達人になるには、寝ても覚めても常に考え続ける「思考中毒」になればいい。すると面白いほどにアイデアが湧き出てくる。ならば、どうすれば思考中毒になれるのか? そのための秘策を網羅。
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Posted by ブクログ
思考の重要性を語った本。「若者にこそ、クリエイティブで思考力が要求される仕事を与えなければならない」とか、私も後輩育成の時に思っている事なので、自信が持てた。スポーツと思考の関連性、今どんな練習をしていますかに答えられる事、は、本当にその通りだと思う。思考を手帳に記録するや、15秒コメントなど、やってみようと思った。
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考えながら行動することの大切さを説いた本。
齋藤先生の実践例、著名人や名作の言葉等を引用しながら説明していて非常に分かりやすい。
読んでいるとワクワクして感想を書きたくなるし、決して難しい話ではなく考え方を変えるちょっとしたコツ、そして実際に継続すると力がつく、というのが齋藤先生の凄さだと改めて感じた。
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思考し続けることの重要性を気付かされる本。イメージしやすい例え話で理解が進む中で、いかに自分が思考停止していたかを気付かされた。具体的に思考力を高めるアイディアも紹介されており、実践していきたいと思った。
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『思考バカ』と言われたい。
意見やアイデアが出ないのは考えているようで、思考できていないから。ということに気付かされて、日頃からもっと鍛えたいと思った。
まずは、思考ノートを作ってどんどん書いていく。小さな気付きも、将来何かのアイデアになるかもしれないから。
知識、教養を深めるためにただ読書するのではなく、3色ボールペンを片手にラインを引いて、自分の中で印象に残る言葉を残していくのもやってみる。
インプットばかりだから、アウトプットする機会を増やしていきたいと思う。
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思考は全ての基礎となる。
話すのも書くのも聞くのも思考は必要不可欠な存在だと改めて気付かされました。
言語化が苦手なのは自分の中で思考が上手くできていない証拠だと思うので、思考することを増やして
言語化できるようにしていきたい
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「思考中毒」とは、簡単に言いますと、」常に
思考を巡らせろ、「ボーっと生きるな」という
ことです。
コンビニの棚で商品選んでいる時でも「ここに
この商品が陳列されているのは何か意味がある
のではないか」とか、テレビを観ていても「
どうやってこのシーンを撮ったのか」などと
常に考える状態であれ、ということです。
脳は疲れないと言われます。考えれば考える程
頭の回転が速くなり、見えていなかったことも
目に飛び込んでくるようになります。
そんな思考にまみれた日常を送るためのノウハ
ウを学ぶ一冊です。
齋藤氏は思考を鍛えるには読書が最適と説いて
います。少し長いですが、以下に引用します。
「物事の本質を理解して見極める力があれば、
それに対する具体的な対応策を考えることがで
きます。
クレーム処理などで”この人は何を主張したいの
か”などが一例です。
実はこうした本質を掴む訓練をする上で、文学
作品を読むのは非常に有効な手段と言えます。
優れた文学作品には文章の裏側に感情の本質が
隠されています。その本質を読み取るところに
読書本来の醍醐味があります」
Posted by ブクログ
私は普段から考える事はしている方だと思っていたが、記録していなかったので同じ事を考えていたり忘れてしまったりする事があった。
今までは、本の登録だけをしていたけど、この本を読んで内容を要約してメモする事が大切だと知った
普段の生活でも考えている人は常に気づきを得ている
小さな事でも気づいた事、感じた事をメモするようにして行きたい
もう1人の自分と議論する事で思考を深める事、すべてを自分事として捉える事も大事だと思った。
読んでるそばから思考させられます。
我々は考えることを楽しむべきで、それが如何に人生を豊かにするかを知る事が出来ます。斎藤先生の面倒くさいから考える秀逸なアイデアが満載です。
Posted by ブクログ
齋藤先生が授業で取り組んでいる「思考するクセづくり」の為の取り組みが印象的だった。彼の授業では単に内容を理解してもらうだけでなく、理解→要約→発表をセットで行う。発表者以外がボーっとしないよう工夫をされており隙がない。更にクリエイティブ要素を追加するべくショートコントまで課すという鬼畜っぷりには驚いた。しかし、こういった取り組みが学生のポテンシャルをマックスまで引き出すのだと感心した。
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自分は特に思考が苦手だな、と自覚しています。考えを深く、気づきを得られる人かというと、周りの人と比べると、そうでもないなと思っています。これまで、仕事をしていても、別のことを考えてしまったり、漠然としている時に思考がストップさせてしまったり。この本を読んで、少しでも意識的に考える人になれればと思いました。
印象的だったのは、何よりも思考を「楽しい」と思うこと、これが大切なのだなと改めて認識した。頭を使わないと出来ない仕事をする、使わなくて良い仕事は嫌うという気概大切だなと感じました。
以下、学んだことを3つです。
①三色ボールペンを使って、読書する。重要なところを赤、まあ重要なところを青、面白いと思ったところを緑という具合に線を引く。こうすることで、要約をつかんだり、思考しながら本を読むことができると言います。能動的に読んだ方が頭の入りも良い。後で見返して、感想も書きやすい。これから取り入れてみようと思いました。
②次はどうなるか、を意識して思考する。自分は見聞きしたことを捉えることに精一杯で、その次の予測が弱いと思いました。だから見通しが甘いと言われることも。人の話を聞く、本を読む、色々なことで、次はどうなるか、を意識していこうと思いました。
③携帯メモに思考を記録する。考えた内容を、箇条書きにしておく。思考の経過をメモしておくことで、思考の流れが分かるというもの。自分は頭の中で考えてぐるぐる思考してしまう癖がありますが、頭の中で考えるより、残しておいた方が整理されながら書けるなと思いました。自分がどれだけ考えられているか、続けられているか分かりやすくなるなとおもいました。最初は、テーマを決めて、それについて思考することを考えようと思います。
Posted by ブクログ
『考えごと』は頭を使って考えている状態ではない。なるほど!確かに思い悩んでいても、何一つ解決しないねえ。記憶にどうしても残しておきたい文は全て手書きで書き写しているが、斉藤先生の文章はワクワクしながら書写した。そして何故か会議での発言が楽しくなってしまいました。
Posted by ブクログ
目次
なぜ考え続けることが最強なのか
考え続ける習慣をつける
思考のクオリティを上げる
「読む・書く・話す」で考え続ける
アイデアを生む思考力
「智・仁・勇」孔子の教えに加えて「笑い」も大切だと齋藤先生は言う。なぜなら、「笑い」はクリエイティビティが発揮された高レベルの思考だからである。
具体例や大学の授業での実体験が書かれていて、思考中毒の世界に足を踏み入れやすく感じた。
与えられたものをただこなすのではなく、自分ごととしてもっと面白い方法はないか考える。
思考中毒になることは人生を楽しく充実させることにつながる。
Posted by ブクログ
自分の中で考えた思考の内容をノートやメモに残しておくことの重要性を強く認識することができた1冊だった。
手を頭の中の思考と同様に動かして書きなぐることによって面白いくらいに次から次へとアイディアや思考が先へ先へと持続していく感覚を本を読んでいく中で、実際に体感することができた。
本当に書いていくうちに言葉が浮かんでくるから、それが楽しくて面白くて、考えることが癖になりそうだ。
続けていく中で、もっと自分の考えを深掘りしていけるようになりたい。
Posted by ブクログ
読みやすい本です。
特に3色ボールペンの部分が参考になります。(赤=非常に重要、青=まあ重要、緑=個人的に興味)
考えているようで思考が停止している状況は、よく当てはまると思いましたし、もう1人の自分と討議して思考を洗練させるのは、実生活に取り入れたいです。
Posted by ブクログ
齋藤孝さんの本は定期的に読みたくなります。
この本もよく整理されており、斎藤さんの思考の深さのルーツなども知ることができました。
3色ボールペン試してみよう
Posted by ブクログ
考えてない人の特徴は正に自分だと思った。
作業だけやる仕事に焦りを感じていた、
考えない仕事を気持ち悪いと思おう。という
アドバイスを忘れないようにしたい。
でも気がつくといつものようにポケーっとして
しまいそうだ。常に自分にツッコミを入れる習慣ははたして身につくのか。
思考する人はきっと人生で楽しい時間が多い。
直感でそうだと思う。クリエイティブパートナー欲しい。夫にそれを求めると、家では脱力したいだろう相方から煙たがられそうだ。
Posted by ブクログ
●量産されている斎藤先生だが、ハズレは少ないから凄い…何よりわかりやすいからサクサク読めるのが頭に優しい笑
●何冊も読んでいるから聞いたことのあるエピソードもあるけれど、日々学生に接しているからか、若者視点の話も多くて、決して上から目線ではない記述がいい。
●まあ若干、そんなに考えなくていいときも必要じゃないかなあとか、強制されるのはちょっとなあと思うけど、実際今は色々考えておいた方が特なのは間違いないので、モチベーションは上がる一冊。
●読書に価値を見出してくれる信念も聞いていて心地よい。
Posted by ブクログ
思考を繰り返すほど思考していないことに違和感を感じるようになり、常に思考していないと気持ち悪く、常に思考をしてしまう。これが思考中毒である。
そのためには、普段の隙間時間などから思考をする意識を持つことが必要である。初めは短時間、低クオリティの思考で良い。どんどん体力がついてくると長時間、ハイクオリティな思考が自然とできてくる。
思考力を鍛えるためにはまずは読書が手っ取り早い。ただ読むのではなく3色ペンで線を引きながら読む。それをアウトプットしてみる。(書く、話す)それによってただ漠然と読むのではなく思考しながら読書を進めることができる。
仕事においても思考をする癖づけが必要である。単純作業の仕事をするにしても、どうすればもっと楽に仕事ができるか、どうすればもっとシンプルになるかを突き詰めて思考してから作業に移ることで、単純作業であっても楽しく効率的に進めることができるようになる。
思考というものは基本的に抽象化しやすいものである。適度に具体化と抽象化を切り替えることで、思考を形にしていくことが必要である。例えば分かりやすいスローガンに落とし込むことなどがその典型例である。
思考を深めるには比較が有効である。
一見似ている2つのものに違いを見出す。逆に全く異なるように見えるものに共通点を見出す。この2パターンの思考法で大抵の物の理解を深めることができる。
思考の重要性
最初に読んだときは、ふーんで、終わってしまいましたが、二度目に読むと、色々と気づきがありました。思考力こそがクリエイティビティだと思うので、思考を習慣にできるようにしたいです。
Posted by ブクログ
齋藤孝さんの著書は年に数冊ペースで触れたいと思ってる。「脳内会議」で齋藤孝さんに参加してもらいたいから。
数ヶ月に一度、齋藤孝さんにおいで頂いて語り尽くして頂くような機会が本を手に取ることで得られるのは素晴らしい体験。この感覚を維持することも人生を豊かにする。
Posted by ブクログ
『思考する』とは、何かをよくするために工夫したり、新しい企画を生み出す事である。そのための方法について具体的に書かれてある。
・『何のために』という目的を意識し、常に自問自答する事が大切。
・考え事をしている時よりも、音読する方が脳を活性化させる。
・息を吸った瞬間に思考が途切れるので、思考を続けるには吐く息を主とした呼吸を持続させる必要があるため、15秒コメントをする所から始める。
・思考中毒は活字中毒から始まる。
・当たり前の常識を外して『これって本当はどうなのか』と疑問を投げかけ、改めて対象を捉え直した瞬間から『考える』という活動がスタートする。
Posted by ブクログ
じっくり考えるよりも、短期間で考える課題を与え、時間を区切って発表すると言うサイクルを何度も回したほうが思考、ハイ。ブルがミニミルレベルアップすると言う、斎藤先生が以前から主張していることを踏襲している内容だった。
また、考える時も、ゲーム要素を加るなど、自分自身で取り組みに工夫を加えることも大事だと言っている
ノーベル賞を取った田中耕一さんの話が良かった
もともとイノベーションの日本語訳は新結合、あるいは新しい捉え方や解釈です。いろいろな分野の方々が集まって新しく結合する新しい解釈をすることがイノベーションなわけです。失敗と思われることも別の分野ではすごい発見になるかもしれない。もう少し柔軟に広く解釈すれば、イノベーションはもっとたやすくできると思います。イノベーションを実際にやっている人も、単にくっつけただけじゃないかと思って、自分自身を低く評価している。そういった人たちにもっと気楽に考えようよ。意外と簡単にできるよと伝えたい。
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分かってはいるものの、私のようなぼーっと脳死状態で過ごしてしまっているタイプの人は色々気づきをもらえる本。思考中毒となり日々考え続ける癖をつけることは瞬発力を鍛え、その先には人生楽しくなるという産物がある。とりあえず思考日記始めてみようかな
Posted by ブクログ
一度、思考中毒になると、人は日常を面白がりながら生きることができる!
そうだな~と思うし、楽しそう!と、思います。
齋藤孝さんが好きなので、BOOKOFFで見かけて購入。
今、欲していることではないですが、そのうち再読するのかな。
Posted by ブクログ
関数を思考のツールとするテクニックは、今からでも使えそうです。職場でも、遊びでも。友達とアイディアを出し合って遊ぶ場面が浮かんできて、笑えました。
Posted by ブクログ
有名人の例え話などが入り交じり、内容がとっちらかつている感じがした。具体的な思考方法、例えば、15秒で思考してまとめるなど締切効果で思考力を鍛えるとか、思考した痕跡メモ帳などに常に残し日頃の思考している時間を把握するなど、直ぐに実践できそうなことは参考になった。
Posted by ブクログ
とにかく読みやすい!
齋藤さんも極度の面倒臭がりと知り、少し親近感湧きました。
仕事の場面を思い浮かべながら読み進め、私は残念ながら『真面目風』に当てはまるなと痛感。
以下、備忘録✍️
・常に自分ごとと捉えて話を聞く
・自分の思考の痕跡を文字に残す
・日常的な動きに一つの制限を掛けて動いてみる
・物事を比較して、片方の良さに気付く
・異なるもの同士の繋がりを見つけてアイデアを出す
Posted by ブクログ
先に読んだ作者の「読書力」でも薦められていた、3色ペンを使用しながら読んでみました。なるほど何となくいつもより頭の中でまとまりやすい。 学習系の本を読む時は実践しようと思う。15秒で考えをまとめる訓練など、意識して持続させると必ず身につくと思う。
Posted by ブクログ
いつまでも思考タイムを心構えする姿勢が大切と伝われて来ました。時間を合理的に思考タイムを工夫することは人間にとって重要な営みですね。整理整頓が得意な小生でも大いに学ばれました。
Posted by ブクログ
総論賛成、各論反対…的な感想。「考えることを習慣化して結果を出す」ことの重要性、必要性については全く異論はないのだけど、そこに至るための工夫やアイデアはそれぞれではないのかなあ…。
例えば、人によって認知特性は様々だし、だから視覚優位で認知しているのか、聴覚優位でインプットしているのか等は、一概にどれが優れているとは言えず、結局人それぞれなわけだし、インプットが様々ならば当然アウトプットも人それぞれで、反射的に答えられないのは考えてない証拠などと一刀両断してしまうのはいかがなものかと…。
まあ、この手の本にありがちな、参考にできるところは参考にさせていただきますというところでしょうか。
Posted by ブクログ
スポーツ選手のインタビューを
TVでみているときに
「あのー」「まぁ」「えー」などをはさんでくる
回数が多くてそれが気になりはじめることが
結構多いなか、サッカーの久保建英選手の
受け答えがしっかりしていて
若いのにすごいよね、賢そうだねと家族で
話していたところ、本書にもそのことが
かいてあった。
真面目にみえて何も考えてない人は
何の建設的な意見もだしてこないので
1番要注意、真面目風なだけとあった。
気をつけよう。
目的思考。
妄想力→想像力→思考力。
手書きすると、ボケにくい
呼吸と思考は関係あるようで、できるだけ息を止めて、一気に話す習慣をつけると、頭の回転が速くなると。
喫茶店は有効なアイデアを見つける場所。図書館での本読みは無性に眠くなるので、喫茶店を勧めると。
ドストエフスキーは莫大な借金があって、追い詰められて多くの本を書いたと。
映画をコメントする場合、前半一つ、真ん中一つ、後半一つ、印象的なシーンを思い出して、コメントせよと。
思考すると、前頭前野は不活発に。一方、音読すると、活発になるというのは不思議だった。