【感想・ネタバレ】ふたりはだいたいこんなかんじ (4) 【電子限定おまけ付き】のレビュー

あらすじ

32歳のシナリオライター・佐久間エリーと22歳のかけ出し声優・犬塚わこ(わんこ)、年の差10歳の同棲生活。
度重なるオーディションの末、ついに大きな役が決まったわんこ。一方オリジナル企画の執筆を続けるエリーの前に現れた一大転機は……!?
「百合と女子の日常」の名手・いけだたかしが描く、社会人百合ストーリー。完結巻。電子限定おまけ付き!!

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Posted by ブクログ

最終巻。

6ページずつの短いエピソードを積み上げていくことで、その分密度が濃い空間を生み出してる。主人公たちと深い交流がない周囲のひとたちの多様な葛藤や背景まであえてちゃんと描ききってて、しかもそれが煩雑にならず、主人公たちの関係を裏打ちしている。要するに、佐久間とわんこの関係をしっかり描けているから、彼らのあれやこれやが読者の心のなかで結びついていくわけだろう。
こういう描き方はいけだせんせいの真骨頂だよなあと思う。こんな小説を書いてみたい。

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2023年11月25日

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