あらすじ
女子と女子。こんな毎日。32歳のシナリオライター・佐久間エリーと22歳のかけ出し声優・犬塚わこ。まわりの人たちには「先輩後輩のルームシェア」と言いながらエリーのマンションで暮らす2人は、「一日手つなぎデート」をしたり、一緒にファミレスで締め切り間際の仕事をしたり、、、フワフワで穏やかな毎日を過ごしている――。「百合と女子の日常」の名手・いけだたかしが描く社会人百合ストーリー。電子限定おまけ付き!!
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Posted by ブクログ
いけだたかしせんせいの百合もの。
「女ふたりぐらし キャッキャうふふを ひたすらお楽しみください」なんて惹句をせんせいは書いてらっしゃるけど、やはりいけだせんせいの作品はそのディティールの細かさ、リアルさにある。
普通の女子らしい下着、洗面台で顔を洗う後ろ姿、髪をあげて化粧をする手つき、本が積みあがった書斎の様子、ベランダで缶酎ハイを飲むスリッパ履きの足。
佐久間の姿、仕草はやけに生々しい。たぶん、いけだせんせいの目に映っている情景がそこにある気がしている。
あと、中盤から出てくる中(あたる)は、これまでのいけだせんせいの作品にない性格設定とキャラデザ(たれ目でそばかす、ピアス多め、パンクっぽいかっこう、黒髪ショートヘア)な気がして好き。
匿名
先生の34歳無職さんがよく読み返すほど好きだったので購入しましたが、あまり好みではありませんでした。百合だからかなぁ…のんびりした雰囲気は好きなんだけど、続きを読みたいとは思わなかったな。