あらすじ
本書は正体不明、博覧強記の読書家であり、独学の達人である読書猿が書いた「勉強法の百科事典」です。ギリシア哲学から最新の論文まで、あらゆる「知の先人」から学んだ内容を、著者独自の視点で55の技法にまとめました。
本の読み方、挫折の乗り越え方、時間の作り方…勉強はこの1冊でOK!独学者のバイブル誕生。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ずっと使える学び方の参考書
値段と厚さから、購入を諦めていた。偶然こちらのサイトの存在を知り、安く購入することができて良かった。
勉強は独学が多いので、取り組む中で行き詰まったら参考になると感じた。色々な勉強本があるが、独学に焦点をあてて、あらゆる角度から述べているのは、本の厚さからも想像できる。独学のための事典とも感じた。
Posted by ブクログ
学ぶことの仕組み化
意志の力に頼らない
具体的な技法がこれでもかと
「ヒトは体温は保てても意思は保てない」
■書物との付き合い方
●なぜ古典なのか?
「古典とは、単に古い書物を言うのでも、時代を超えた真理なんかを蔵している書物のことを言うのでもない。古典とは、多くの注釈書が書かれてきた書物のことを言う。
→
元のテキストに加え、積み重ねられてきた読み方すらも別のテキスト(注釈書」として残っている。
→
古典は課題を示し、その後に研究が発展。まずは最新の教科書を読むべき。その古典のどこが定説となり、どこが否定されたのかを知るべき。
●再読に値しない本
◯再読に値しない本は、最初から読まない方が時間も人生も有効に使える
→
本を読むとは、結局のところ、さまざまな読み方でもって繰り返し再読することだ。
461