あらすじ
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『誰でもつくれる! UIデザイン入門』は誰でも「機能的で効果のあるUI」を作れるようになるためのデザイン解説書です。
デザイナーはもちろん、さまざまな方にUIを理解しより良い関係を作ってもらえるような内容を目指しました。
デザインを学んだことがない方でも理解しやすいよう、UIデザインについての観点を要素分解しながら解説します。
必要な観点を細かく噛み砕いて解説していますので、あやふやに理解している点を解像度高く理解できます。
デザイナーであれば、複数案を作った時にどちらが良いか論理的に判断できるようになったり、エンジニアであれば、実装観点からのアドバイスをしたりするなど、個人開発にデザインの観点を活かせるようになるでしょう。
「機能するUI」を作るためには持って生まれた美的センスやバックボーンなど関係ありません。
必要なのはUIの体系的な知識とそれに基づく判断基準だけです。本書を手に取ってくださった方が、UIを武器として使えるようになってくれたら嬉しいです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
カバーがかわいいので、ライトな感じを想像したけど、中身はとても実践的。
今まで整理できていなかったデザインをうまく要素分解してる。
個人的には階層構造の話と、アニメーション活用の話が新しかったです。
もちろん基礎もしっかり書いてありました。
Posted by ブクログ
イラスト入りでとても読みやすくわかりやすい!オススメ。
入門といってるが、デザインの必須要素がすべて詰まってる。
●基本編
よいUIを構成する3つの観点=認知、操作、感情。
UIデザインの3ステップ=情報の整理、要素の配置、意匠。
●IA・レイアウト編
メッセージを決める、どうなってほしいか決まる、どう伝えるか決まる、効果的なレイアウトになる
誰がどんな文脈で使うか、一般的なUIになっているか
要素の洗い出しと優先順位
体験設計
デバイスの特性を把握(タッチパネル、マウス、リモコンなど)操作方法、OS、画面サイズ等の特性
人間の特性を把握する。視線の動き、適切なリスト数、読みやすい行数、第一印象、
レイアウトで機能させたい点=理解度の向上、操作性の担保、印象値の保守
理解度の高いレイアウト、認知コストを下げる、要素をまとめる、冗長性を緩和、次の行動を明示する
方針次第でレイアウトは変化する
●オブジェクト・造形編
要素は5つ=線、面・枠、アイコン・記号、写真・イラスト・動画、文字
オブジェクトの造形の意味
オブジェクトの機能・役割と特徴
●フォント・カラー編
認知的機能と心理的機能
フォントの誘目性と判読性
コンテンツとフォントの親和性
ゴシック体・サンセリフ体、明朝体・セリフ体、手書き書体、デザイン書体
色の誘目性と視認性
色の3要素=色相、彩度、明度
有彩色と無彩色、暖色と寒色、膨張色と収縮色
●レイヤー・アニメーション編
視覚上の階層構造と情報の階層構造
オーバーレイヤ、パブリックレイヤ、ローカルレイヤ、コンテンツレイヤ
アニメーションが担う2つの役割=構造理解の助け、心理的価値の向上
スワイプでカードが移動、バナーがスライドして変わる、メニューを押すと情報が出る、ページが縮小してカードになる、
マイページに風船を飛ばす、進捗をプログレスバーで知らせる、グラフの表示にアニメーションを入れる、スタンプを押した感を出す
●これからの学び編
サービス環境xシステム環境xユーザ環境
多くの観点を持つ
複雑なものはシンプル化して考える
ユーザ視点と開発視点
人間の価値観x生活スタイル