【感想・ネタバレ】悪女に転生したらベッドの上でした～お相手はゲスな王子様！？強引な舌先でイクッ…！～ 12のレビュー

稲葉ふら

「ふ…ぁ、だめ…そんなにされたらイッちゃうよ…」――現世で事故にあってしまった私、日下部瑛莉は目を覚ますと知らない男性と一緒に裸でベッドの上に!!!喘ぐ姿なんて見せたくないのに敏感なとこを繰り返し触れられるたび、甘い声が漏れてしまう。状況が飲み込めずに逃げ出すと、全く別人のカラダに入ってしまったことに気づいて!!これって世にいう転生!?しかも乗り移った人物は王子のお相手の妃だった!?我儘し放題だと、身に覚えないことを咎められ悪女あつかいされてしまうなんて…。元の世界に帰りたいッ!と思うもどうしたらいいのか分からない。なんとか乗り切るためには、得意の料理で名誉挽回!…のはずが…なぜか王子に好意をよせられて!?

[ティグリス · ★★☆☆☆]

タイトル通り、気が付いたらベッドで愛撫されているという始まり。読み進めると何となく話の展開は理解できる。ただ、主人公クラスの二人の魅力が物足りないかなと感じました。全然状況が掴めない…何をしたら王子不在の間に民衆に恨まれるほどの事が出来たのか。そんな妃を子孫を残すだけの名目で組み敷いたり、簡単に処刑に賛同したかと思ったら、また組み敷いたり。そして、なんというか誰一人高貴さを感じられない…苦笑親子丼をいきなり作るけど、出汁も米も良くあったものだと思うしめっちゃ庶民的…。簡単だしお手軽ではあるけども。ご都合主義がお約束の異世界転生ものとは言え、エロとご飯を入れときゃいいやみたいな展開でした。