【感想・ネタバレ】読むゾゾゾのレビュー

ワニブックス

ゾゾゾのお時間がやって参りました――。

YouTubeチャンネル登録者数34万人！
廃墟や心霊スポットなど日本全国のゾゾゾスポットを巡りレポートする、大人気ホラーエンタテイメント番組「ゾゾゾ」が待望の書籍化！

廃村で出演者失踪、呪いの廃神社、人体実験の噂の現場、廃病院で恐怖の実証実験、廃ホテルで写真撮影……
行ってはいけない場所で起こった、恐怖の現象とは。
本当に怖い回だけを厳選して書き下ろした、リアルホラーエンタテイメント。

本書では、YouTubeで非公開となった幻のエピソードも収録。
恐怖現象の考察や当日の裏側、記憶を頼りに描いた現場の地図やオフショット写真など、ここでしか読めない内容も加え、大ボリュームで公開！


◆ゾゾゾとは
2018年６月よりYouTubeで配信を開始したホラーエンタテイメント番組。
落合、内田、皆口、スペシャルゲストの長尾の四人を中心に、心霊スポットや恐怖ゾーンといった日本全国のゾゾゾスポットをレポートして、ホラーポータルサイトを作るという壮大な目標を掲げて活動する。
投稿される動画のエンタメ性、クオリティの高さから、「怖いけれど面白い」と話題に。
ファーストシーズンとして計24回の動画を投稿後、2020年１月からはセカンドシーズンがはじまり、さらに注目を集めている。
チャンネル登録者数35万人超、総再生回数4200万回超（2020年７月時点）。


◆文・村田らむ
1972年、愛知県名古屋市生まれ。
ライター、漫画家、イラストレーター、カメラマンとして活躍。廃墟、ホームレス、ゴミ屋敷、新興宗教、樹海などをテーマにした体験＆潜入取材を得意とする。
『禁断の現場に行ってきた!!』（鹿砦社）、『ホームレス消滅』（幻冬舎）など、著書多数。

[ブクログ · ★★★★★]

程よくゾッと出来てとても面白かったです！長尾さんや、内田さんのビビりっぷりも好き。これを機にYouTubeの方も見てみたいです。

[ブクログ · ★★★★★]

落合さん目線の文章なのが良かった。削除されてしまっている動画の分も入っているので、ゾゾゾというチャンネルに出会うのが遅かった身としては、動画見られなくて残念だったが、こうして後追いできるのは嬉しい。10月にまたセカンドシーズン分をまとめた2が出るらしいので、楽しみだ。

[ブクログ · ★★★★★]

YouTube撮影の裏側や座談会、メンバー結成までの話とゾゾゾファンはとても楽しめる内容だった。文章は村田らむさんが担当しており、展開がわかっていてもホラー要素たっぷりでドキドキしながら読み進められた。一読して再度動画を見返すのも新たな発見があり、面白かった。

[ブクログ · ★★★★☆]

心霊スポットを探索しているYouTuberゾゾゾのこれまでの足跡を書籍化した本。
動画を文字起こししただけじゃないの?って、勝手に思ってて今まで手にとってなかった…
これ、フェイクドキュメンタリーQ「この人、行方不明」の時も同じこと言ってた気がする(笑)

最近またゾゾゾのファーストシーズンから見返してるから、この機会に読んでみたんだけど…
単なる動画の文字起こしじゃなかったね〜
探索してる様子が、落合さん(メインパーソナリティ)目線でなぞられてて(書いてるのは村田らむさん)、あの時こう思ってたとか、こう感じてたとか、YouTubeには出てこない感情も感じ取られて、読んで良かったなと思いました。
あと、道中は落合さん運転で向かうんだということも確認できたのも良かった(ゾゾゾでも10万ボルトでも、落合さんが運転席に座られてるシーンが時々出て来てて気になってた。社長なのに 笑)し、落合さんと内田さん長尾さんの関係性も知れて良かったです(長尾さんとの初対面の時の落合さんの感想が 笑)

ただ、この本だけでは成立するのは難しいような気がします。
なので星は一つ少なくしました。
一応探索中のお写真とかも載ってるけど、あの場の独特の雰囲気とか、ゾゾゾのメンバーさんの個々の面白さ(皆口さんのS度の高さとか、長尾さんの見た目とのギャップとか)とかは、やっぱりYouTubeを観ないと…
ゾゾゾのファンブックかな…
巻末に座談会も載ってるし。
ゾゾゾ、ゾゾゾの裏面(というチャンネルもある)も観ながら、この本で補完する、ファンにとってはありがたい内容でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

動画と本を交互に見ると解像度上がってめちゃくちゃ楽しい。落合さんがあの時どういう気持ちだったのか簡潔に書いてあっていいと思う。
ちょくちょく挟まるメンバーの写真、最後の対談とかはファンにとっては嬉しいなと思った。

[こけこっこ · ★★★★☆]

心霊スポット紹介

ゾゾゾの動画は未見。心霊が好きでもないのにいかされている人がメンバーなので、本当に怖いところは怖いのだろう。読みながらギンティ小林の「新耳袋殴り込み」を懐かしく思い出していた。

[ブクログ · ★★★☆☆]

Audibleにて視聴。心霊スポット探索系YouTuberの配信が本になったというところ？
彼らのチャンネルはホラー界隈ではメジャーもメジャーなんだと思う。ただ、個人的には心霊スポット探索というとギャーギャーうるさいのは苦手なので(ゲーム実況もあまり叫ばないのが好き)、避けていた。だが、こうして彼らの探索の様子や巻末の座談会を読む(聴く)と、思ったより考えて編集してるのがわかった。一度も見ないでうるさいだけと決めつけるのは偏見でした(笑)。特に心霊スポット20ヵ所弾丸ツアー(？)は、本人たちも言うようにかなりもったいない(こちらからしたら贅沢な)配信なのでは？

[ブクログ · ★★★☆☆]

新年1冊目はゾゾゾから。 YouTubeは初期から全部見てるけど、この本は基本的に落合さん視点で描かれてて、推しとしてはそれも楽しかった。 動画も再度見返したりして、ホラー成分を摂取できて満足です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

読むゾゾゾ、そのままだったけど、
道中の心理や表現が体感できるものでした。

リアルホラーエンターテインメント。

[ブクログ · ★★★☆☆]

YouTubeの『ゾゾゾ』『家賃の安い部屋』とも楽しく視聴していますが、この両番組、とても秀逸！面白いのはもちろんなんだけど、スゴくカラフルと言うかPOP!
YouTubeの中にも心霊系番組は数あるけれど、ちょっと群を抜いてると思う。

で、本書はそのルポルタージュを活字に起こしたもの。
ダラダラと長くないのが『ゾゾゾ』の魅力のひとつではあるんだけど、画面からは伝わりきれなかった現場譚を番組同様、くだけた感じで綴ってくれていて「なるほどそーゆう事だったのか」と番組に奥行きを付加してくれる怖くて愉快な作品でした。

個人的には見えないものへの畏怖ってとても大事だと思っていて、子供の頃、お年寄りや両親から「悪いことするとオバケが来るぞ！」とか「神様が見てるぞ！」とか口伝された事が自分の善悪の基準の一部として、その時々付与されていた様に思う。
そういう意味では最近のオカルトブームの再燃は良いんじゃないか！

訳知り顔でオバケなんていない！なんて語っているどっかの先生はどれだけ底が浅くて無粋なんだろう…。