あらすじ
日本刺繍を生業としている『五百津刺繍工房』の刺繍士・亮子。
彼女が動物の刺繍をすると、そこに命が宿り動き出す。
そのため幼い頃に母親に禁じられ、動物の柄を避けて仕事をしてきた。
しかしある日、亮子の刺繍に惚れこんだお客から白ネズミを縫ってほしいと依頼されるが…
『万国菓子舗 お気に召すまま』の著者が贈る、刺繍工房を舞台とした現代人情ファンタジー。
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Posted by ブクログ
亮子がはっきりしない性格のため、若干イライラしながら読み進めました。井之頭が父親ということも、志野が刺繍だということも驚きました。
丸くおさまったなと言う感じですかね。
Posted by ブクログ
刺繍が飛び出してくるというかなりファンタジーな設定。こだわりがあり殻に閉じ籠っている感じの亮子。スマホを持たないのもその設定に強く出ているかも。
刺繍をやる人が読んだらもっと刺繍の描写が入ってくるのだろうと思った。