あらすじ
電子先行配信!
コロナの恐怖を煽りまくったワイドショーと報道番組を問う
「2週間後、東京はニューヨークのようになる」
「本当の感染者は公表数の20~40倍」・・・いったい何だったのか?
「モーニングショー」「サンデーモーニング」「報道ステーション」「NEWS23」「報道特集」の内容の真偽を、実名をあげて徹底検証!
コロナ特需に沸くワイドショーを中心としたテレビ番組は、ひたすら「命かカネか」という理不尽な対立軸を造って、多くの日本国民をゼロリスク教の信者にしました。
日本は、外出する国民をワイドショーと自粛警察が監視する、恐ろしい監視社会となったのです。(本書より)
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Posted by ブクログ
ワイドショーみてると頭悪くなるよ、と子供に言ってたけど正しかった。
所謂コメンテーターの過去の発言を蓄積、分析することで、如何に彼らが場当たり的で偏向した発言をしているかがよーく分かった。
しかし作者はおそらく何年分もモーニングショーとかサンデーモーニングを見たと思うけど、よく気が持ったなぁと賞賛したい。
Posted by ブクログ
すげー。
よくこれが商業ベースで本になったな。
人気ワイドショー関連を、人を、ぶった切り。
この本は「歴史」に残るもんかも。
一つは、紙媒体に残ることもなく、言いっ放しで消える筈だったテレビの、異常な主張を固定化したこと。
もう一つは、書き方をちょっと変えれば論理学の教科書の副読本にでも使えそうな内容。
詭弁、誤謬の、どの類型に当てはまるかってことを一々明確に述べる。
逆にいうと彼らの主張が、古今東西分類されている、詭弁、誤謬から一歩も出てないってことだ。
議論にすらならない。
彼らが何のためにそういう主張をしてるかには全く触れてない。
だが、マスコミという、事実上民主主義社会の暴力装置の恐ろしさを、まざまざと、シニカルに描く。
反省しろよ、本当。
つか、この無責任な暴力にどう対応するか、綺麗事抜きでちゃんと考えんと、取り返しがつかん。