あらすじ
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パリやフランスのアンティークのレースはなかなか手に入りません。 でも、自作できたら素敵です。 そんなニーズに応えるために制作されたのがこの本です。 1)レースの中でも、比較的かんたんに作れるクロッシェレース のドイリーを紹介しています。 2)円形、楕円形、星形、細い糸、太い糸、十字、ロゼット、松かさの模様、立体バラを編みつけたもの・・全40点。 3)習作、秀作を含みます。なぜならアーカイブスだからです。 4)すべてのドイリーにJIS記号の編み図をつけています。全形図が主体、記号をたどればつくれます。 5)アンティークやレース、ドイリーにまつわる読み物、コラムも充実しています。 6)ドイリーってなんだろう、そんな疑問に答える歴史考察もあります。 7)ドイリーアーティストの話など、最新情報も紹介しています。
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Posted by ブクログ
ドイリーの作り方だけじゃなくて、パリの風景を切り取った写真や読み物も「編み物本のおまけ」というには豪華すぎるくらい豊富。
デザイン元のレースが作られた時代や使われてきた生活の一コマに想いを馳せながら編んだり、完成品を飾るときの参考にしたり……と、これがまた中々悪くない。
「実際に作る」というアプローチでアンティークレースを知る本、って言ってもいいんじゃないかな。
使用糸の番手やメーカー、分量は記載されてないけど、ドイリーだしあんまり問題ないかな。
細糸で繊細に仕上げたほうが素敵そうな作品が多いような印象。
王侯貴族のテーブルをイメージしながらDMCやオリムパスの高級糸で丁寧に仕上げるのも、家庭の素朴なレース編みを想像しながら敢えて100均とかの安糸を使うのも、どちらも趣のある楽しみ方だと思う。
もちろん「そんな気分とかいいから普通に編みたいです」って人も満足できるくらい、魅力的な作品がいっぱい載ってるよ!