あらすじ
博報堂で結果を出し続けた男が、「どこに行っても通用する人」になるための自分軸のつくり方を初めて明かす! ●自分の「弔辞」を書いて大目標を決める ●「35歳までにしておきたいこと」を明確に持つ ●「職業」ではなく「動詞」で仕事を決める ●小学生のトレンドこそ把握する ●「36人の仲間」を常に意識する ●20年先までつき合える人脈をつくる ●「ポポネポ」の法則でやんわり断る ●ストレスを抱かないために「世代論」を学ぶ etc. 【著者紹介】ひきたよしあき 博報堂フェロー・スピーチライター。学生時代より『早稲田文学』学生編集委員を務める。博報堂に入社後、CMプランナー、クリエイティブプロデューサーとして活躍。現在は、政治、行政、大手企業などのスピーチライターとして活動。日本語の素晴らしさ、コミュニケーションの重要性を様々な角度からアプローチし、広い世代に伝えており、行政から小学校まで講演の依頼が急増している。
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Posted by ブクログ
語彙力を向上させる方法は、同じ著者が生涯にわたって出版した書籍を広範囲に読むことである。この主張は、読んで数年たった今でも鮮明に覚えている。まさに目から鱗だった。
Posted by ブクログ
詳しく書くとネタバレになってしまうけど、20代で読んで良かった。逆に10代で許されること、30代で許されることも、今、読んでみたい。
ひきたよしあきさんが難しいことをシンプルに書くのが上手。
Posted by ブクログ
・「動詞」で軸を作り、「形容詞」で自分らしさを決める。私なら「しなやかに」「励ます/支える」
・メンターをもつ。あの人ならこういう時こう動くだろう。
・苦しい時こそ、高い場所や広いところへ。「こんな広い世界のビルの片隅で起きたいざこざにいちいち腹を立ててどうする!」
・ポポネポでやんわり断る。ポジティブポジティブネガティブポジティブ
・「進みながら強くなる」で完璧主義を克服
・つらい時は淡々と、嬉しい時は飄々と生きる
・過ぎたことに固執しない。失敗は消すそして活かす
・1日の始まりに達成感を。毎朝同じ時間に起きる
・定点の旅と未知の旅
Posted by ブクログ
【1行説明】
(タイトル通り)
【趣旨】
博報堂に36年勤め続けた著者が,20代の読者に向けたアドバイスを記した本.「人生」「人間関係」「仕事」「言葉」「逆境力」「人間の幅」の6つの軸で章立てがされている.各章は見開き2ページ程度のTIPS集で構成されている.
【引用文3つ】
1. (p.20) 自分への弔辞を書いてみる
自分の葬儀の時に,友人が弔辞を読む場面を想像してください.その時,あなたは「どんな人で,どんな一生を送った」と言われたいですか.考えてみてください.実はその弔辞こそが,あなたの望む「人生の大目標」なんですよ.これが「死生学」のエッセンスです
2. (p.24) 「エピソードノート」で自分の過去を固める
左ページに,22歳の君が考えたこと,体験したことを書く.右には,その年,世の中で何があったのかをニュースや流行語などを交えて書く.これを18歳,15歳...とやっていく
3. (p.56) 自分だけのメンターをつくる
人生の中で,あるとき突然ステージが上がる瞬間があります.顧みればそのときは,必ず師匠のような人がいました.「こんな人になりたい!」とあこがれる存在がありました.(中略)息苦しくなるほど「こうなりたい」と思ううちに,「あの人ならこういうときにこう動くだろう」と考えるようになる.自分の中に,自分とは別の価値基準が生まれる.それがメンターの役割でしょう.
4. (p.80) 違う世代を拒絶しない
自分とは価値観の合わない人がいても,目くじらを立てず「世間にはいろんな人がいるもんだ」とおおらかに構えていた方が,無駄なストレスを抱え込まずに済みます.
5. (p.90) 自分の仕事を「動詞」で規定する
これまでにやってみたいと考えた職業を思い出していました.幼いころは,野球解説者になりたかった.高校で作詞家に憧れ,大学時代は小説家に憧れました.書くか喋るかはともかく,私は「伝える」という動詞に集約される仕事に憧れていたことがわかりました.
6. (p. 108)仕事は21日間で一気に仕上げる
やり始めには勢いがあります.3日過ぎると苦しくなります.1週間が終わる頃,やる気が少し戻ってきます.そこからまたチャレンジです.苦しい時期が続きます.自分を追い詰めていくと,脈絡がなくなります.その直後,パチンとはじける瞬間がくる.
「21日集中法」,これをシステマチックに身につけるとっておきの方法があります.何かをやりたいと思ったら,カレンダーに21日分マルを付けてしまいましょう.
7. (p.128) 個人全集を通読する
8. (p. 162)「ブラックエンジン」と「ホワイトエンジン」を常備する
9. (p. 174)失敗を活かす
ある日,入社のときにトレーナーについてくれた先輩と飲む機会がありました.すし屋で,近況を語るとどうしても失敗談や愚痴になる.黙って聞いていた先輩が,突然こう言いました.
「で,おまえ,そこから何を学んだんや?」
10. (p184) その日の始まりに「達成感」を得る
「朝,必ず同じ時間に起きること」(中略)1日の始まりが,「よし,今日も同じ時間に起きたぞ」という達成感から始まると,不思議なくらい前向きな姿勢になれます.朝が決まっていると,自ずと就寝の時間も決まってくる.
【感想】
これまで読んできた類似の本では,すでに知っている事柄が多く,新たな知見というものはあまりない印象が多かった.
しかしながら,この本では今までに出会ったことや考えたことのないアイディアが数多くあり,目から鱗が落ちるような感覚を幾度も味わった.
例えば,上で最初に挙げた「自分への弔辞を書いてみる」という点.
今まで,「死ぬときに自分が後悔しないだろうか」という,「自分視点」での最期を目標とする思想に出会ったことはあったが,「死んだ後に他人がどのように振り返るだろうか」という「他人視点」での最期を目標とする思想は初めてだった.
著者が広告会社に勤めていることもあってか,文章も読みやすく,理解がしやすかった.
【とりあえず実践したいこと】
「エピソードノート」を作成する
「21日間集中法」でまず一曲音楽を制作する
Posted by ブクログ
面白くて一気に読み終えた。
ありきたりな題名だし、そこらの自己啓発と変わらんだろとか舐めてたけど"言葉"を仕事にしてきた著者なだけあって20代のうちに作るべき生き方の土台みたいなものがすんなり入ってきた。とにかく読みやすい。
特に早起きを"一日の一番最初に得る達成感"だと、だから大事だという言葉は目から鱗。早起きの習慣の大切さについて言及している本は多々あれど、実際やるとなると腰が重い。しかし早起きを、単なる"時間ができる""集中力が上がる"などと言った理屈の面で推すのではなく、"達成感"という心理的な面から評価していたため新しい視点を得ることができた。
毎日早起きします。(単純)
Posted by ブクログ
この本を読んで読書を再開することにしました。
サク読み
人生の折り返しとなる35歳までに何ができるかを考えて行動する。
本を読むことがやはり1番吸収できる。
何もしない時間をつくることや、買い物など日常を過ごす時間を過ごすことでもアイデアは降りてくる。
1番好きなことではないことで、必死に頑張り仕事をすることもよい。
仕事を動詞で表現する
例えば、書く、励ますなど、、、
自分の場合は、試す、突進する、楽しむ、
Posted by ブクログ
20代のうちに出会えてよかった作品。
もう20代後半だし…と吸収することをやめてしまいそうだったが、
まだまだこれからだ!と思えた。
繰り返し読んで腹落ちさせ、実行していきたい。
30代、40代になっても活きる内容だと思う。
朝型の生活をする、ありがとうを大切にする、、、など、
よく聞く内容もあるけど、
ひきたさんの経験や語録のおかげか
素直に受け入れることができそう。
・自分への弔辞で人生の大目標を決める。過去のエピソードが自己基盤になる。
・こうなりたいとおもう人の価値基準を自分の中につくる。
・仕事の軸は動詞で決める。
・1人の作者の生涯かけて書いた作品すべて読み、自分以外の言葉の軸を自分の中につくる。
・利己的な動機と道徳的な動機を上手くコントロールする。
・年齢-20歳で自分を励ます。DoよりBeに感謝する。
Posted by ブクログ
ひきた先生の講座を受講して、少し前からエピソードノートを書き始めた。本書でもエピソードノートが登場。早く自分史を完成させてオリジナリティ溢れる企画力を身につけたいと思った。ただ、自分を見つめ直すだけではダメで、ムーンショットを打ち上げて、そこからバックキャスティングすることが重要。自分の目標が何か、今一度、考え直したい。
第二章の「親と向き合う」はすごく納得した。確かに、20代こそが親離れの時で、同時に親を守っていけるようになるターニングポイントでもあるなと。
他にも、自分の仕事を動詞と形容詞で規定する等、楽しく実践できるようなアイディアが盛り沢山!読んでいて楽しい。
色々な自己啓発系の本を読んで、出来る人は皆早起きだと思ってはいたが、まさか太宰治が早起きとは。完全に偏見だが、超夜型人間だと勘違いしていた。新たな発見。
それと、本書では何度も何度もSDGsについて触れられていて、いかに今の子供達がSDGsを日常で意識しているか勉強になった。10年後、SDGsネイティブが社会進出すると思うと、仕事にもより熱が入る。
最後に、どうでも良いけど友人が言っていた「マンションの一室を書庫にしています」が確かにパワーワードすぎた。
Posted by ブクログ
おっちゃんがなんか言うとるう!みたいなザ・上の世代の意見聞けない若者みたいな態度で最初読んでたけどだんだん「アーーーー確かに」と思い始めてちょっとずつ実践しようと思った!
Posted by ブクログ
「27歳は小学1年生」という言葉が励みになった。
ブレない軸をつくること、失敗を恐れずに変化し続けること、20代だからできることがまだまだ沢山ある。
Posted by ブクログ
新人教育に活用できないかなと思い、読んでみました
「激しく同意」できる言葉の数々です
若手の方々が、早めに気づいて行動にうつせると、社会で楽に生きられるんだろうなと思います
Posted by ブクログ
読みやすい!1章が秒で読み終わる読みやすさ。
この手の本は何冊も読んできたけど、言ってることは大体似通ってくるね。
その中でも、著者のストーリーを交えて話してくれると、印象に残りますね〜。
Posted by ブクログ
よくある啓発本、にみえて
ことばがスッと入ってきて、
そしてことばにフォーカスが当たってるのは
ひきたさんさすがだし、
やっぱり私は「ことば」を大切にしてるんだろうなぁと。
▶︎人生の軸をつくる
エピソードノートをつくる
何を学び、どんな価値観を身につけてきたかの棚卸し
自分の人生の点と点をつなぐ、
語れるネタ帳づくり
▶︎仕事の軸をつくる
自分のしごとを動詞で規定する
自分らしさを形容詞で表現する
私なら繋ぐ、繋がる、繋げる、
動く、伝える、導く、
英語でいえば、inspireとか。
気づく、気づかせる、
communicateとかcollaborateはちょっと違うかな
そういう意味でいえば双子座らしく風の時代らしいのか。
さわやかに、凛々しく、気持ちよく、にこやかに、
まっすぐに、コツコツと。
万能感ではなく おかげさま。
完璧主義ではなく 進みながら強くなる。
▶︎言葉の軸をつくる
個人全集を通読する
教養語彙と理解語彙
出だし言葉のストック
▶︎逆境を乗り越える軸をつくる
辛い時は淡々と、嬉しい時は飄々と
▶︎人間の幅を広げる軸をつくる
まず毎日同じ時間に起きることで達成感を得る
Posted by ブクログ
自分が死ぬ時どんな弔辞を読まれたいかってこと、言葉を増やすこと、beingに感謝すること、私の大切にしてることがぎゅっと詰まってる本だった☺️
Posted by ブクログ
二番目に好きなものを仕事に。その方が、自分はこんなもんじゃないというモチベーションが続くな。
進みながら強くなる。傷を負いながらでも進んでいけば、いつか花開く。
本当に目指したい人間関係は?doingよりbeingを考えて。その人の存在そのものを愛することができるか。そんな関係になりたいな。
Posted by ブクログ
とても良かった
シンプルで読みやすいのに内容も良かった。
日々の学びのモチベーションにもなったし、
色々迷う今だからこそ読む価値があり、
学んだ事を広く捉えて動いていきたい。
とにかく行動と失敗。
無駄なことでもやってみることが大切。時間を大切に使おうと思う。
Posted by ブクログ
20代1番失敗しても優しい目で見てもらえる時期のうちに、行動して失敗しないと。
でもまだまだらやりたいことがぼわっとしていて、動き出せていないので焦りました。
Posted by ブクログ
40代だが読んでみた。現在50歳である筆者の体験談が書かれており20歳でなくても楽しめる内容だった。広告業界とはこのような感じなのかと勉強になった。
Posted by ブクログ
面白いし読みやすかった。
作者の仕事の経験を踏まえている部分は誰にでも通ずることかと聞かれれば難しいかもしれない。
でもその中でもイメージできるところはあった。
20代前半に読めてよかった。
Posted by ブクログ
25歳、転職について考え始め、この本に出会いました。
エピソードが著者の体験談が多く、納得出来る時と出来ない時の差がある。
4章の1個人全集を通読するをやってみようと思った。
作家の全集を全て読むという考え方がなかったので、参考になった。
Posted by ブクログ
個人的な要点3つ
・その日の始まりに達成感を得る
・つらいときには淡々と、うれしいときには飄々と
(面倒な作業、辛いことは幽体離脱して淡々とやる。、頑張ろうという気持ちすら抜いてみる)
・「審美眼」とは、美しいものを見定める眼、正しくものの価値を見ることのできる力。「きれいだな」と思う経験をすることの大切さ
自己啓発本によくあるような要点が多く、新たな発見はあんまりなかったように感じました。それだけどの著者も大事にするべきことが似ていると言うことなのか。
ただ、広告業の世界はこんななのかと知る機会となりました。
Posted by ブクログ
20代に実施したいことだけでなく、言葉で伝えることの大切さを学ぶことが出来た。言葉を大切にしたいと思った。
私は他人に流されやすく、ぶれやすい性格、そして自分の事を話すのが苦手なので、相手に伝わる言葉を選ぶ練習をしていきたい。
20代の若さを活かして、沢山失敗してもいいから活かしていきたいとおもう。
動詞で自分軸を作り、形容詞で自分らしさを決めていく。
私は 軽やか に 応えられる 人 になりたい。
今後の人生を生きやすくするヒントを貰えた。
Posted by ブクログ
頭と心と体がフレッシュな20代に吸収しておくべきことがクリエイティブ職の筆者ならではの多彩な文章で描かれており、最初から最後まで楽しく読めた。
怠け者になりがちな性分だけど、少し頑張ってみようかな…