【感想・ネタバレ】日本人と山の宗教のレビュー

あらすじ

日本各地には「霊山」と呼ばれる、信仰の対象になっている山が数多くあります。そしてその山を信仰を対象とする、仏教とも神道ともつかない独特の宗教体系が、それぞれの地域で発展してきました。その形態は世界の宗教誌においても非常にユニークな位置を占めています。近年「山ガール」という新語まで誕生したように、日本人の山への愛着には非常に深いものがあります。しかしなぜ、日本人はこんなにも山が好きなのでしょうか、そのルーツはどこにあるのでしょうか? 本書は、日本人と山の「つきあい」の歴史をこれまでにない視点から辿る、ユニークな「山と人との宗教誌」です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
序章
第1章  山の宗教の原像
第2章  山の宗教の変質
第3章  山の宗教と中世王権
第4章  山の宗教の裾野のひろがり
第5章  山の宗教の変質と近代化
終章

<内容>
最初の部分は原初的な山の信仰から始まり、仏教と絡みながら、修験道が展開していった辺りはわかった。その後、熊野詣と院政は何とかついて行けたが、里山論議から他の村落(荘園)と争論になったあたりから、ついていけなくなった。かろうじて、最後の近代のスポーツ登山との関係は掴めたが…。ちょっと失敗だった。

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2020年09月07日

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