【感想・ネタバレ】瀬野式・住宅設計エスキス帖のレビュー

あらすじ

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※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。

建築を設計する者の原点。スケッチの線の連なりから思考を読む。
旅先で、また移動中に、設計者は手帖にスケッチを描く。建築のすべてはその線の連なりから始まる、といっても過言ではなく、それらの多くは配置や間取り、ディテールの検討であったり、時にはこうなってほしいという夢や構想を描きとめる作業です。本書では、B6の手帖や設計机の上で描かれたスケッチ群を、案の変遷ととともにまとめたエスキス帖である。
これから設計者を目指す方や学生などにはぜひ手元に置いてほしい1冊。

序 手で考えるということ

1章 建築を描くコトはじめ
はじまり
間取り
佇まい
モデュール
骨格づくり
木組み
ディテール

2章 住宅設計エスキス
家とまちの按配のいい関係
防火地域の3層RC造
旗竿敷地の都市住居
計画敷地3度変更をしのぐ
3世代が暮らす雪国の暮らし
春の雪解けを待つ家
軸組の美しさを
パン・ジャム工房と4世代住居

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Posted by ブクログ

大学で設計をやるときは、実際に建てるわけではないから、もっと自由度高く設計できるけど、やっぱり実際建てるとなると、決められた条件の中で設計しなければならないので、大変だなと思った。
でも、p178、179の断面図は面白過ぎる。なかなか挑戦的な気がする。無知なだけ?

本当に頭の中のイメージを図に起こすって大変な作業。なかなか思うようにいかなかったりするのだ。

「春の雪解けを待つ家」で快適な家をつくるために、どんな専門書を読みあさったのか気になった。構法か環境か?自分の経験だけでどうにかなるものなのか?

マイホームをつくるとしたら、わたしはとりあえずトイレの中に洗面所は必須。洗濯や風呂を使う人に気を使いたくないから。

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2020年11月13日

Posted by ブクログ

スケッチの積み重ねは設計者自身の思考の過程がフォローできてよかった。そこから実現した姿への飛躍も語られるべきと。予算・工期・施工者とのせめぎあいこそ知りたいところなので

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2023年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

手を動かしながら考える。CADやBIMなどコンピューターを使うことが当たり前となった昨今、設計をする上で一番根源的な力だと思う。使いこなせばコンピューターにデザインをさせることもできるが、それではないがしろになる部分もあるように感じる。何度も何度も手を動かしながら良い建築を目指す瀬野さんの姿勢を改めて見習いたい。

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2021年01月31日

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