あらすじ
離脱した英国、極右と戦うドイツ、そして極右政党が台頭するフランス、オランダ、イタリア……。2020年、欧州にいま激震が走っている。現体制の破壊を目指すポピュリズム革命という病が、所得格差の拡大やグローバル化、移民・難民の増加、重厚長大産業の衰退、伝統的な政党に対する市民の不満を「栄養」として、各地で増殖しているのだ。それは、かつての共産主義と同等、いやそれ以上の脅威ともいわれる。在独30年のジャーナリストが、欧州情勢の最前線をリポートし、その深層を読み解く。
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Posted by ブクログ
イギリスのブレグジットとドイツ国内の政治局面から欧州分裂の可能性について解説されていた。
日本政府をあーだこーだ言って、海外を羨むこともあるけど、こうして読んでいくとどこも同じやん!って思う。ドイツのベルリンの壁、見えない壁がまだあるんだなぁと。