あらすじ
焦りを顔に出さずに、ピンチは笑顔で乗り切る！ 切実でめちゃくちゃ努力家、後に引けないソフィアちゃんの聖女な冒険譚！ 男爵令嬢なのに、生活苦から冒険者になった私、ソフィア。ある日、無理が祟ってダンジョンの奥で死んでしまった……のに、なぜか気付いたら生まれたときに逆戻りしていた！ そこから私はがんばった。猛特訓した。そうして常にキラッキラの笑顔で、精度が高い魔法が使える、パーフェクトソフィアが完成！ それなのに15歳になった時、お父様に病を患ったと告げられ、医療費を稼ぐために結局冒険者になることに……。「こうなったら前世の記憶や経験を活かして、速攻で稼ぎまくってササっと引退してやる！」そう決めて冒険していたところ、なぜか王子様たちが集まってきて、みんなからは聖女扱いされて、果てには違法なことをやってる厄介な人物と戦うことになっちゃって――!? ※電子版はショートストーリー『ソフィア（嬢）の魅力的なところ発表勝負！』付。
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面白かった
自分を磨いて、努力して、前世とは違うより良い人生を歩んでいたはずなのに。
なぜか（父親と、領民達の好意で）、前世と同じように冒険者にならざるを得なかったソフィア嬢。
ホントは嫌なのに。
Posted by ブクログ
貧乏男爵家の令嬢ソフィアは家計のために冒険者となり、哀れにもダンジョンで死んでしまう。ところが再び赤ん坊からやり直すはめに。一発奮起したソフィアは自分の幸せな将来のために、前世の知識を生かして狩りに勤しみ、領地民に笑顔を振りまいて貧しい領地を何とかしようとする。結局は再び冒険者になったソフィアは周りの勘違いの連発で聖女に祭り上げられ、さらには大規模テロまで解決してしまう。良心が痛み続けて、叫びまくるソフィアが愉快。性格も根暗から明るくなってるじゃんで重畳。
ノリやテンポを考えて逆効果
1周目は気が付きませんでしたが、わりと面白かったのに、なんとなく違和感がありました。
2周目になってから、感じたのですが、「キャラクターのノリやテンポを良くしようと意識しているのに、それが逆に白けた感じになっているか、意識しているにも関わらず、うまく使い切れていないのでは？」と違和感に気づくことができました
一部でフォントサイズを大きくしたりして、衝撃を伝えようとしているシーンもありますが、私にはなんとなく合わない感じがします
一方で、「特に気にならない」「むしろソッチのほうが好み」という方も多いでしょうし、私が読んだよりも先で書き方・表現がうまくなっている場合、私の考えが間違っている場合もあるので、まずはためし読みしてみてはいかがでしょうか？
シリーズ作品レビュー
