【感想・ネタバレ】なぜ、2時間営業だけでうまくいくのか？のレビュー

大西益央

1日2時間、1000日のみの限定営業！ ボストンの超人気ラーメン店「Tsurumen Davis」店主が贈る、先の見えない時代の不安を一瞬で打破する型破り経営＆人生論。「これからどうなるか」より「これからどうしたいか」で生きよう。先の見えない時代の究極の生き方は「今を生きる」ということ。今を生きるために「終わりを決める」ことで人生が激変しいつでもどこででも思い切り楽しく生きることができるようになる。

[ブクログ · ★★★★☆]

ロザンの楽屋というYouTubeチャンネルで、ロザンの菅ちゃんが紹介していたので読んでみました。
感想として、コロナ禍によって益々先行き不透明になってしまった昨今だからこそ、一読しておいて損はないであろう一冊だと思いました。

将来のために犠牲になってしまう「今」に着目し、リミットを設けて目の前の仕事に取り組む姿勢などがわかりやすくまとめられています。
常用で雇用されていれば安泰な時代は過去の話であって、どうしても遠い未来の自分の生活にばかり思いを馳せてしまいがちです。
しかしながら、未来は今の積み重ねであり、いつまでにどうなっていたいか逆算して期限を設けて取り組む姿勢が重要なんだと改めて気付かされました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

大阪のラーメン屋「Tsurumen」とボストンの超人気ラーメン店「TSURUMEN DAVIS」の店主・大西益央さんによる一冊。「TSURUMEN DAVIS」は1000日限定で1日に2時間しか営業しないラーメン屋ながら「今ボストンで最も熱いレストラン」に選ばれるなど、海外でも評価の高い店舗(ラーメンの画像を見るとたしかにおいしそう)。本書は著者の大西さんが、海外で「なぜ成功できたのか」を語ったもので、ビジネス本によくある横文字など一切なしで、著者の熱い言葉で語られていて非常に面白かった。