あらすじ
《自分をあきらめきれない女性たちへ──》
就職、退社・独立、結婚、出産、子育て、子育てがひと段落、定年……女性の人生には、いろいろな転機があります。
その転機において、自分が描いた理想と現実の間で悩み、苦しみ、挫折を経験している人も多いのではないでしょうか。
1935年生まれの現役美容家、小林照子先生にも、多くの困難がありました。
子どもの頃に養女に出され、30代までは「人生のどん底」だったといいます。
それでも、照子先生は自分の人生をあきらめませんでした。
化粧品会社では女性初の取締役になって、定年まで勤め上げました。
退職後は、メイクアップアーティストを育てる学校を創業し、85歳のいまも経営者として、美容家として第一線で活躍しています。
仕事と家庭を両立して、つねに最前線を走る生き方のコツは、「しないことを決める」こと、そして「することを選ぶ」ことだと照子先生は言ってきました。
そして本書では、迷ったとき、自分の人生にとって本当に大事な「すること」だけを見極め、選ぶ方法について語っています。
人生100年時代に突入し、元気に生きる時代は長くなりました。
不透明な時代でも、自分らしく生きる。
なりたいように生き、「なりたい自分」になりましょう。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
コーセーの元・元祖女性役員でもあり、学校経営等で後進育成・女性リーダー育成にも力を入れていらっしゃる小林照子さんの本。逆境をリフレーミングしてポジティブに乗り越えていくしなやかな強さに、勇気をもらえる1冊だった。
備忘録
・自分の言葉で1番影響されるのは他の誰でもなく自分自身。
何かに束縛する義務感で生きるのではなく、自分が選んだ道を楽しく生きていきたいと思うなら、それを言葉にして表す。
・結果に貪欲になる。
・言葉を変えれば気持ちも変わる。「〇〇しなきゃ」には注意。したいからする。楽しいからするにリフレーミングする。面白がる。
・見られている意識を捨てない。
・いつも機嫌よく朗らかでいること。またそのように見せる事は大人の女性のたしなみ。特に40代以降はプレ更年期、更年期が始まる。その分朗らかさや元気さを自家発電する必要あり。表情豊かにし、よく笑い、よく話す。1日5分は自分に対し手をかける。体を動かすチャンスを見逃さない。