あらすじ
早慶を頂点とする「大学付属校」の問題は「進学校」より簡単! です。
「大学付属校」に特化した勉強をすれば、偏差値が20足りなくても受かります!
近年、中学受験では「大学付属校」人気が急上昇中。 その理由は、2021年の大学入試改革後の大学入試が不透明なことと、私立大学の定員厳正化による私立大学の一般入試の難化。それにより、中学から入れば大学まで行ける付属中学の人気が高まっているのです。
しかし、大学付属校志望者にも、ほとんど知られていない事実があります。
それが、大学付属校と進学校では「入試問題の傾向」が違うということ。
「御三家」を中心とした難関進学校の入試問題は難問が多く、逆転合格を狙うのは極めて難しいのが現実ですが、付属校の入試問題は、基本問題や素直な問題、一般常識や雑学的知識を問う問題が多く、対策さえすれば「普通の子」でも受かるのです。
大手進学塾は、御三家を中心とする難関進学校向けのカリキュラムが組まれているので、付属校志望の子にとっては、無駄が多く、負担が大きくなっています。逆に言えば、大手進学塾についていけず落ちこぼれ、模試で低い偏差値をとっていても、大学付属校の試験に照準をあわせた勉強をすれば、「逆転合格」は可能なのです。
12年連続で早慶中学合格率80%、大学付属校合格率100%の実績を持つ「早慶維新塾」の塾長である著者が、「大学付属校」受験に特化した勉強法を教えます。
首都圏・関西の「早慶GMARCH(早稲田・慶應・学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)と関関同立(関最大学・関西学院・同志社・立命館)の付属校と医学部に進学しやすい付属校の全40校の、学校紹介と出題傾向分析つき!
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Posted by ブクログ
中学受験 大学付属校 合格バイブル
著:野田 英夫
中学受験において、大学付属校の人気はますます過熱しているものの、実は、大学付属校志望者の親でさえ、あまり知られていない事実がある。大学付属校と御三家をはじめとした進学校では、中学入試の出題傾向が全く違う。同じ偏差値帯の学校であっても、大学付属校と進学校では出題傾向が違うために、対策も大きく異なることになる。
本書の構成は以下の8章から成る。
①どんな子が大学付属校に向いているか
②大学付属校の出題傾向
③大学付属校受験のための塾の選び方・使い方
④やる気も学力も上がる野田式勉強法
⑤大学付属校受験のための模試活用術
⑥大学付属校受験のための過去問対策
⑦得点力が一気にアップ!科目別10の攻略法
⑧志望校と併願校はこう選ぶ
魅力のある大学付属校。全てが見えていない現状において、メリットばかりではなく、デメリットについてもやはり気になる。しかし、可能性の広がりという点においては、付属校の魅力はやはり大きい。
選ぶのは子どもであり、行動するのは子どもではあるものの、親として知っておくべき、知っておいた方が+になることは本書にはたくさん書かれている。押しつけはしたくないものの、背中を押す材料として得られたものは多い。