【感想・ネタバレ】見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色のレビュー

あらすじ

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3色だけでおしゃれに決まる新発想の配色本

◆配色が苦手でも、センスに自信がなくても。たった“3色”でおしゃれな配色が完成!
センスのよい色の組み合わせがすぐ選べる、3色の配色アイデアに特化した配色本です。
おしゃれな色の組み合わせがわからない、たくさんの色があると色選びに悩む、見栄えのよく、バランスよく配色がまとまらない・・・、そんな悩みを解決しデザイン作業に役立つ1冊です。

本書はセンスに自信がない人でもまとめやすい「3色」に限定し、デザインがおしゃれに決まる配色アイデアを収録しています。
全ての配色のデザイン作例を収録しているので、デザインイメージや掴みやすい内容になっています。また、作例の色の面積比も掲載しているのでバランスのよい色配分もわかります。

◆こんなシーンに活用できる!
デザインやイラスト、ハンドメイド、ファッション、ネイルなどはもちろん、
チラシやPOP、プレゼン資料などに活用できる「配色」を多数紹介。

◆収録されている配色のカテゴリーテーマ
01ナチュラル:自然体で優しい印象に
02ポップ:カラフルで元気が出る!
03エレガント:大人っぽく品のある雰囲気に
04モダン:現代的でスタイリッシュに
05季節:四季の移ろいを感じる配色
06日本:色で生み出す和の趣
07海外:異国情緒を感じる色で飾る
08サービス:サービスシーンで使えるカラーリング

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Posted by ブクログ

ネタバレ

〇3色配色のポイントn11
①効果的な配色バランス(下方になるほどデザインからの引用あり)
 ベースカラー(基調色):全体の印象を決める
 アクセントカラー(強調色):全体を引き締めたり、注意を惹き変化を生み出す。
 サブカラー(補完色):ベースの次に多く使い、ベースとの組み合わせでニュアンスを加えたり、イメージの表情を豊かにする。

②イメージに合った配色を探す
 本書では「ナチュラル」「ポップ」「エレガント」「モダン」「シーズン」「ジャパン」「海外」「サービス」の8カテゴリーで紹介。

〇色の基礎知識n13
①色の3属性
 色相:赤、青、黄といった色の方向性を表す。色相環の正反対に位置する2色を「補色」という。色相の差が最も際立つ。
 明度:色の明るさ
 彩度:色の鮮やかさ

②色のトーン(色調)について
 トーン(色調):明度と彩度の組み合わせで色を表現したもの。

③RGBとCYMK
 RGB:光の3原色(赤、青、緑)。
 CYMK:色の3原色(シアン、黄色、マゼンダ)+黒

〇Chapter1 NATURAL n17
 淡くソフトなパステルカラーや、くすみを含んだニュアンスカラーで、柔らかさ、優しさを出す。

〇Chapter2 POP n55
 ポジティブで明るい印象のビビッドカラーや、フレッシュなイメージのプライとトーンなど、キュートで元気が出るデザインに用いる。

〇Chapter3 ELEGANT n95
 落ち着きのある色使いや明度や彩度を抑えた淡い配色がワンランク上の上質な雰囲気を演出。

〇Chapter4 MODERN n121
 知的な印象の無色彩やモードな寒色系のダークトーン、抜け感を感じさせるライトな配色は、シンプルでクールなイメージにまとめたいときにピッタリ。

〇Chapter5 SEASON n135
 柔らかなベールトーンやにぎやかな原色使いなど。

〇Chapter6 JAPAN n161
 工芸品を思わせる上品な金を使った色使いや、日本の風物詩である桜色、鳥居のような朱など、日本の美や和の風情を表現する配色。

〇Chapter7 OVERSEAS n181
 海外のカルチャーや海外独自の色使いを感じる、エキゾチックな色使いあユニークで不思議な色使い。

〇Chapter8 SERVICE n199
 スマートで清涼感のある寒色使いや、宣伝に使えるビビッドなトーンなど、サービスシーンで使える配色。

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以下『なるほどデザインからの引用』
・イメージ通りの配色は「色の数」と「色の差」で作り出せる。n191
 馴染みのいい配色にするには、色相・明度・トーンの何かひとつでも揃える。
 ←夕焼けの景色はドミナントカラー(色相を揃える)、霧に包まれた景色はドミナントトーン(トーンを揃える)。
 パキッとひきしめたい時は、正反対の色を少しだけ使う。
 ←アクセント(ベース7割・同系色のアソートカラー2割・ベースの反対色を1割)。セパレーション(色と色の間に、ほんの少し白や黒などの無彩色を挟み配色を引き立てる。タイルの白い目地など)。
 繊細なニュアンスを出すには、ほんの少しの差を出す。
 ←カマイユ(色相を揃えてトーンを少し変える)。フォカマイユ(色相をほとんど差のない組み合わせにするなど、さりげなく色を変えた配色)。
 色が多くてもまとまりを出すには、赤身と青みを揃える。
 ←例えば同じ黄色でも赤みのある暖かいシェード(ウォームシェード)、青みのある冷たいシェード(クールシェード)がある。同じシェードで色を揃えるとまとまりが出る。
 統一感を出しつつ単調にしないためには、似ている/差がある色を両方合わせ持った配色を。
 ←グラデーションによって、隣り合う色同士は似ているが両端に色には差を出す。統一感と変化の両方を楽しみつつ、自然界の中でもよくみられる配色のため馴染みやすい。
 自然で落ち着く配色にするには、黄色に近い色は明るく、青紫に近い色は暗くする。
 ←例えば木の緑は、陽が当たっている場所は黄色がかって見え、暗いと逆に青みが買って見える。明度と彩度をこのバランスにすると、自然で受け入れられやすい配色になる。
 人工的で斬新な配色にするには、黄色に近い色は暗く、青紫に近い色は明るく(上記の逆)にする。
 ←事前の色味と逆にすると、人工的で斬新な色使いになる。

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2021年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

見ているだけで楽しくなりました。

私は「はんな」という雑貨とカフェのお店を経営しています。店名の「はんな」は「はんなり」が由来です。

「京都のかわいいはんなり色」の3色はまさにお店のテーマカラーでした。

デザイナーさんは、知識として知っていらっしゃったのかなと驚きました。

今のところ、本書を活用する予定はありませんが、いつか何かに活用したいと思いました。

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2025年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

たくさんの事例とともに配色について紹介してくれる本。
イメージ別の色見本、配色プランが本当に豊富で、
何かデザインしたいと思ったときのヒントとして利用できそう。

メモ
・基調色、強調色、補完色

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2020年12月28日

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