あらすじ
似てるけど似てない俺たち。思春期のゆらぎと成長を描く(「トリとチキン」)。死にたがりだった漫画家が描く、エピソードゼロとは?(「とべ エンド」)。肉と人生をめぐるユーモアと感動に満ちた短篇集。
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Posted by ブクログ
久しぶりの坂木司の小説。鶏をテーマにコンビニのあげチキ、フライドチキン、手羽先のスープ、鶏ハムなど様々な鶏料理が登場。それぞれの話の登場人物も意外な所で繋がっていて面白い。思春期の自意識過剰な感じとか、初めて彼女と手を繋いだ瞬間の鳥がとまるという表現など、繊細な描写が魅力的でした。リアルな描写もありつつ、奇想天外なストーリー展開が楽しく、一気に読み進められました。
彼の小説にしてはダークな部分もあるのは意外でしたが、最後にはやっぱり愛がある?
コンビニの駐車場であげチキに食らいつきたくなりました笑
Posted by ブクログ
久しぶりの坂木司さんの短編集。
お安い鶏肉料理と人生模様。
なかなかに皮肉が効いていて面白かった。
コンビニの料理もそれなりにおいしいのだけど、私はあまり食べないしな~。(上品ぶってるとかじゃなくて、食べたいけど、家族が嫌いなので食べられない
Posted by ブクログ
*塾友のレンと俺は、似てるけど似てない―夜のコンビニで出会った少年たちの葛藤を描く(「トリとチキン」)。我が子を好きになれず悩む父親が、たった1人だけに打ち明けた本音とその答えとは…(「地鶏のひよこ」)。他人の意見に振り回され、疲弊する漫画家が思い出す、彼のデビュー作を生み出した強烈な友人(「とべエンド」)。トリドリな味わいの全5編*
どこかにはありそうなお話だけど、ちょっぴりやるせなく、切ない側面を見せてくれるような連作短編集。
親子だけど、なんだか合わない…ってことも世の中にはあるだろうな、もちろん。
けれど、よそ様の子を「夢の息子」って思わず言ってしまう状況、なんて切ないんだろう。親にとっても、子にとっても。
最後はゆるーくふわっと希望が垣間見えるような終わりだけど、なんとなく寂しさが拭えない読後感でした。