【感想・ネタバレ】会いに行って 静流藤娘紀行のレビュー

あらすじ

師匠は私を作家にしてくれた
二度目に会った時はお骨になっていた
苦節の十年、彼はずっと後ろに「いて」くれた

私淑する宇宙的私小説作家・藤枝静男。その深淵を新エピソードとともに読み解く。
他の誰にも書けない、敬慕の情に満ちた「師匠説」。

師匠!師匠!

戦争、拷問、結核を超え
キリストもマルクスも彼は信じない
仏像を床の間に置き天皇を叱る
一日に四百人の眼球を診察し
茶碗が空を飛ぶ私小説を書いた

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

藤枝静男は私も高校生のときに殆ど読んでる。むしろ笙野を二百回忌まで知らなかった。二人の小説を読み返したくなった。

0
2020年07月07日

「小説」ランキング