【感想・ネタバレ】とある魔術の禁書目録 外典書庫（２）のレビュー

鎌池和馬 / はいむらきよたか / 冬川基

[マコト · ★★★★★]

実質3冊分はある大ボリューム！
いずれも御坂美琴を主人公に本編とはまた違った面白さ。
特に「コールドゲーム」は中編ながら法廷ミステリのようでもあり、一人の少女を救うため第三位の誇りにかけて啖呵をきる美琴の姿が上条さんに重なって熱かったです！
他の二編も「学芸都市編」はアメリカらしいハリウッド映画みたいなスケールの大きなラストバトルや、条件が重なり実現した美琴の新フォームが熱く、「能力実演旅行編」は都市伝説の絡む物語とレッサー達の登場が面白かったです。

[上条 · ★★★★☆]

ボリューミー

・初期の頃の佐天さん、少し乱暴な気が？そこが読んでて面白かったです。

・ラストの話、知能戦ってあまり超電磁砲では見られないので中々レアな気が。しかし先生、苛立つ犯人作るの上手いっすね…

[ブクログ · ★★★☆☆]

まぁ、禁書目録じゃなく超電磁砲ですなぁ～３話とも御坂美琴の独壇場。妹達も上条の出番なく、ひたすら強いヒロインの御坂ってのは・・何だか物足りない。どうも中学生ってイメージで読めないなぁ・・
ストーリー、展開は鎌池らしく派手でスケールも大きく、奥の奥があるハラハラドキドキではあるが・・このゲーム感覚ってのは疲れる。そういうジャンルだから当然だろってのは分かっているけど(^^;
何にしても８００Ｐ、前作より１００Ｐ減ってますが・・やはり厚い(笑)