【感想・ネタバレ】すべて名もなき未来のレビュー

あらすじ

令和。二〇一〇年代の終わり、二〇二〇年代の始まり。インターネット・ミームに覆われ、フィリップ・K・ディックが描いた悪夢にも似た、出来の悪いフィクションのように戯画化された現実を生きるわたしたち。だが、本を読むこと、物語を生きることは、未来を創ることと今も同義である。未来は無数にあり、認識可能な選択肢はつねに複数存在する。だからこそ、わたしたちは書物を読み、物語を生き、未来を創造せねばならない。ディストピア/ポストアポカリプス世代の先鋭的SF作家・批評家が、無数の失われた未来の可能性を探索する評論集。社会もまた夢を見る。

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Posted by ブクログ

SF小説を私自身多く読めていないのが現状なのでこの本の批評という観点で見るのは難しいですが、読み物としては非常に面白かったです。
気になる小説も多く見つかったのでぜひ読んでみたいと思いました。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

感想が難しい。
果たしてこれは批評なのか、小説なのか、なんなのか?
樋口恭介その人を知れただけでとりあえず価値あり。
Twitterを見たところ、パートナーから読む本等かなり影響受けており、本当にラディカルなのは妻、とのこと。
気になる。

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2020年09月28日

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