【感想・ネタバレ】ターンオーバーのレビュー

あらすじ

「勝てると信じて走らない人間に、勝つ資格はない」――箱根駅伝から一カ月。東体大四年の穴川は初の長距離マラソンに挑んだ。尊敬する先輩と走る同じレースで、快調な追い抜きを見せたが、一転……(「ペースダウン」)。大学一年で日本代表入りした経験を持つラグビー選手・五十嵐は、三年連続関東大学リーグ戦で負傷していた。四年目のリーグ戦が始まった今、怪我の恐怖におびえながらも士気を高める――(「クラッシャー」)。アスリートたちの一瞬の好転・暗転を描き切った、白熱のスポーツ短篇集。(解説・西上心太)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

堂場瞬一はやはりスポーツものが面白い。ターンオーバーは野球・アメフト・マラソン・ラグビー・やり投げの世界を描いた短編集。クラッシャーは大学入学してすぐ日本代表の桜のジャージーにそでを通した五十嵐が主人公。ところが4年の開幕戦を迎えた現在リーグ戦ではシーズンを全うしたことも、試合を終えたこともない。過去3年とも開始五分で致命的な怪我をしてシーズンを棒に振ってしまった。それは相手の潰しもあったが自身の不注意もあった。4回目の開幕戦、キックオフ直後のプレーで五十嵐はゲインし、パスを受けたキャプテンが身代わりのように相手のタックルを受け退場してしまう。自分のホスピタルパスのせいでは?悩む五十嵐にキャプテンは五十嵐に試合を託す。自分のプレーで肩ひじ張っていた五十嵐はチームに貢献することで漸く全体が見えるようになってきた。

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2020年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

堂場瞬一のスポーツ小説集。高校野球、アメフト、槍投げ、マラソン、ラグビー、プロ野球それぞれの題材で選手たちの心理状況を描写する著者の作風はさすがだと感じた。
6篇ともその後がどうなったか読者が想像を膨らますことができ、読むひとによって感じるところが違ってくるのではと思った。

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2016年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校野球、アメフト、やり投げ、マラソン、ラグビー、プロ野球
6つの短編集だったのだけど、
アメフト、ラグビーはルールも用語もわからないので
ちょっと、読んでいても???という感じ
全部、結論や結果が出ているものでもなく
出ていないからって、ダメとは思わないのだけど
ちょっと消化不良な感じで、、、短編だからしょうがないのかな

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2016年08月21日

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