【感想・ネタバレ】よみがえる変態のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ポップにやさぐれているから、スターなのにそこにいる気がする。
ドームでしか会えないはずなのに、今日にでもすれ違いそうな感じ。

最近惹かれる人たちはみんな、負の感情の見せ方がうまい。油断させるのがうまい。
コンプラが厳しくなっているからこそ、勢いだけでは生きていけないのだと実感する。
肩書きに守られようとせず、利用するくらいの気持ちでいなくちゃ。

【すきな表現】
・食欲vs役作り。この衝突によって生じる熱量をなにか有意義に使えないものだろうかと思案する。

・根本敬さんという存在を紹介する時、川勝さんは「臭いモノのフタを取る人」という言葉を使い、それを「カッコイイ」と評した。

・「頑張らない」という著名人のほとんどは、頑張る大切さを知っている。これを無視して、言葉を盾に堕落をひけらかすのは残念だ。

・生きた証や実感というものは、その人の外的行動の多さに比例するのではなく、胸の中にある心の振り子の振り幅の大きさに比例するのだ。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

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良い意味で人間らしい星野源さん

どんなに地獄にいても、そこから這いずり上がろうとする姿は、必死に生きてる1人の人間の姿だと感じました。

彼のマルチな才能は確かに才能なのだと思います。ただ、彼の努力も才能と片付けていいものではないなと感じました。

美談でも特別な人でもなんでもなく、ただ自分の思う信じる道を必死に生きている人でした。

寂しさは友達、絶望はたまに逢う親友、不安はクリエイターの自分にとって親

切っても切り離せないこの言葉を、こんなふうに表現してくれただけで私にとってお守りを手に入れたかのようです。

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2023年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

星野源さんがくも膜下出血で倒れ、術後痛みや不安で死にたくなる。そんな時にテレビから流れた「フィルム」という曲。
"どんなことも胸が裂けるほど苦しい 夜が来てもすべて覚えているだろ 声を上げて飛び上がるほどに嬉しい そんな日々がこれから起こるはずだろ"

この本を読んだ上でこれからもたくさん星野源さんの曲に励まされ、寄り添ってもらいながら生きていくんだと思った。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

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「文庫化に際してのあとがき」では、あとがきから読む派にとって、思わずニヤける文章を残してくれている。

病気で倒れるまで、追い込むクセ・なにかに追い込まれているのを感じた(無理して文章を書いている感じ)が、「この文庫化に際してのあとがき」は、それまでの本文とは異なり、肩の力が良い意味で抜けていて、より自然体であったとも思う。
1冊の本の中でも、本人の考え方や文章の変化を感じられる。

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2023年08月14日

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