あらすじ
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韓国でたちまち
大ベストセラー50万部突破!
これは、韓国のSNS、エンタメ業界が熱狂した
胸がしめつけられるほど甘く、もどかしい運命のお話――。
あのK-POPアイドルも愛読と噂される、
不器用ながらも温かい恋と人生と「君と僕」を
みずみずしく綴った、心に染みわたるエッセイ――。
「こんなにめちゃくちゃで勝手な世の中を
しょっちゅう悲しみ
ときどき笑いながら
耐え抜いているあなたは
もしかしたら本当にすごい人なのかもしれない」
* * * * *
日本の読者のみなさんへ、著者からのメッセージ
『すべての瞬間が君だった』の著者ハ・テワンと申します。
ふだん「一番旅行してみたいところは?」と聞かれると、
どんな理由であっても、いつも「日本」と答えてきました。
日本文化特有の繊細さと密度の濃い色合いが
とても気に入っていたからだと思います。
どうか私からあふれ出た感情の活字が、
日本の読者の皆さまにもささいな癒やしになれたらと
心から祈っています。
あなたのすべての時間は絶対無駄ではありません。
私たちの今日という1日も、けっして無意味ではありません。
——ハ・テワン
* * * * *
きみだけだ
きみがどんな人か知りもしない人が
きみを苦しめるために、わざわざ吐き出した言葉を
いつまでも胸の奥に留めておくと
最後にダメになってしまうのはきみなんだよ。
だからどうか折れないでほしい。
傷つかないでほしいんだ。
* * * * *
不思議な日
わけもなくこんな気分になる日ない?
誰かをぎゅっと抱きしめて泣いてしまいたい日。
でも笑っちゃうのは
きまってそういう日は
ぼくの隣に誰もいない。
ほんとうに。
* * * * *
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
韓ドラ「キム秘書はいったいなぜ?」の話の中に登場するので気になって買った。
久しぶりに再読。
どの詩も心が温かくなる。
今までちゃんと詩を読み、味わったことはなかったが、詩っていいなと思った。
誰でも読みやすいし共感できると思う。
以下、好きな詩のひとつ↓
きみは花のように咲いているだけでいい
きみのゆく道はいつも春で
きみの見るものはどれも暖かく
きみのすることはみな明るいはずだから
きみは
その中で
花のように
咲いているだけで
いいんだよ。
Posted by ブクログ
良い言葉もたくさんあった。もちろん、ポエムなので全く刺さらないものもたくさんあった。
「愛を、人生をテーマにした本を書くとしたらその雰囲気は桜が舞い散る春のようであるべきか、枯れ葉がカサカサと音を立てる秋のようであるべきか」
ということなので、全体的に胸焦がすような熱い恋がテーマというよりも、ほのかに切なくなるような恋やメッセージがテーマになっているように思う。それもあって、最後が失恋の章になっていると思う。
もっと胸を焦がすような恋愛の本かと思ったけど、日々の疲れてる人へのメッセージだったり、失恋の後のメッセージだったりが多い。最後も失恋で終わっていて、正直物足りない。
でも、自分の中でメモしておきたいと思う言葉も十分あってよかった。
「愛してると言いすぎると
慣れてしまうというのは間違った言い伝えです。
恋人にささやく愛してるという言葉は、いつだって正解なのです。
だから
愛しているという言葉とありがとうという言葉は
絶対に隠さず口に出してください。」
Posted by ブクログ
愛することは難しいなー。
きっとこれも異文化なのだろう、だから異文化を理解するスキルがいる。
そしてその異文化での強烈な体験は、言葉にしても零れ落ちるし、正直個人的なこと過ぎて直接言葉にするのも恥ずかしい気もするけれど、
そんな試みは悪くないかも、と少し思えました。