【感想・ネタバレ】小説で読む名作戯曲 桜の園のレビュー

あらすじ

“高貴な俗物”と“正義の成り上がり”による、人生を賭けた愛憎劇。著名なロシア文学のひとつである「桜の園」から、新たな物語が浮かび上がる! ラネーフスカヤの夫はシャンパンの飲み過ぎで他界、息子は溺死、領地は競売にかけられる――。破産寸前の地主貴族の一家が踏み出す、新しい人生とは。貴族と労働者の階級差、そして新しい時代の幕開けを描く不朽の名作を、2時間でやさしく読めるよう小説化。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

先日読んだ太宰治の『斜陽』は、チェーホフの『桜の園』を下敷きに書かれたものであることを知りました。しかし、戯曲に慣れず、数ページ読んで“難し〜い”となってしまい......ということで、あらすじを知るだけでもと思い、小説化してある本書を読むことに。登場人物同士のやりとり面白く、すがすがしい読後感でした。

舞台は農奴解放後の帝政ロシア。主人公は地主のラネーフスカヤ夫人。この夫人が5年ぶりに“桜の園”(自分の土地)に帰ってきたところから、物語が始まります。登場人物が多くごちゃごちゃするのですが、初めに人物の詳しい説明があり、分かりやすかったです。

ラネーフスカヤ夫人(没落貴族)は頭の中が、お花畑状態!金銭感覚は全く無し、若い男性にうつつを抜かす女性です。変わり種の兄も登場します。子供の方がまだ常識ありました。“桜の園”が競売にかけられるといことで、百姓出の実業家ロパーヒンが助言をします。しかし、聞く耳を全くもたず.......。“桜の園”が競売にかけられる場面、ドキドキでした。貴族と労働者の意識の差、お金に対する価値観の違いが分かります。あらすじが分かったので、戯曲『桜の園』を読んでみます。

0
2026年04月30日

Posted by ブクログ

ずっと読みたかったのだが、どうしても戯曲が苦手でずっと途中で投げ出してしまっていた。この本は小説になっているので最後まで読めるかも…と思い、手に取った。戯曲の名作と言われるこの作品、今更ながらだが、あらすじがわかって良かった。これをどんな風に演じるのか、お芝居で見てみたい。

0
2020年12月16日

「小説」ランキング