【感想・ネタバレ】吸血鬼は僕のために姉になるのレビュー

あらすじ

丘の上の屋敷には、盲目の吸血鬼が住んでいる。そういう噂を聞いたのは、僕がとても小さな頃だ。唯一の肉親であった祖父を喪った僕は、件の女性、霧雨セナに引き取られた。彼女の正体は噂通りの吸血鬼。ただし、性格は心配性でおせっかいの姉といった感じで、おまけに物理的な距離が常に近い。そんな彼女のまわりには、一つ目の怪物、犬の郵便配達員など、多種多様な生き物が溢れていて、それらが視える僕には特別な力が宿っているらしい。未知の世界で新しい家族――吸血鬼・セナをはじめとする人外の存在と絆を深めるラブコメディ。第8回集英社ライトノベル新人賞《銀賞》受賞作!

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Posted by ブクログ

行方不明の両親を持つ主人公、波野日向は、祖父が遺した「人ならざるもの」と出会う。
家族に憧れる吸血鬼、霧雨セナと、凡人高校生が送る非日常系ファンタジー。

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2020年06月05日

Posted by ブクログ

1巻のみ。一応1巻で話しは閉められました。両親の行方不明の謎など続巻への布石は打っておられてますが続きは出ないのでしょう。
セナのお姉ちゃんぶりが余裕なくて可笑しい。セナさんの肌の露出が多いし、同級生の桐野さんの秘密が良いね。
怪異さんは優しいし主人公も怪異さんの"人権"を敬う人なのでバトルが起きない。優しくて、主人公とセナの仮想姉弟の禁断の耽美な色欲を楽しむ作品。

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2025年06月05日

Posted by ブクログ

過去に両親を失い、そして唯一の肉親である祖父を失った主人公「波野日向」が、引き取られた先で吸血鬼の女性「霧雨セナ」と人ならざる者「幻想種」との触れ合いを通じて、生きる意味を見出していく物語です。

物語に登場する幻想種がいわゆる鬼だとかドラゴンだとか、我々が慣れ親しんだ空想上の生物となります。我々の身近にも幻想種がいたらと考えるとワクワクしますね。その幻想種との出来事を通じて主人公が成長していくのですが、登場人物の皆が優しく強く愛しく、読んでいて心が温かくなりました。

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2024年04月29日

購入済み

SFもの

タイトルにひかれて試し読みし、日常ものか思い購入。
看板通りでは一応あったが、結構なSFもので人外とのエピソードがメインでラブコメ要素は控えめに感じた。
人を選ぶと思う。

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2020年05月22日

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