あらすじ
レディースはメンズより複雑で難しい…。でも大丈夫！誰もが最初から自由でオシャレに服を着こなせるわけじゃないのは当然。自分に似合うものを選べるようになるために一緒にオシャレのいろはを学んで行きましょう！
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めっちゃいい！
わりと酷評れてたからどうかなぁと思って読んだけど、いやいや、めっちゃいい！
小技や大まかな体系カバー術が具体的。ブランドや雑誌紹介、ファッション誌を読めば大体手に入る知識でもあるけど、漫画で一冊にまとまって、メンズのメソッド視点からの指南もあるから、わかりやすい！ これに『服を買うなら捨てなさい』（だっけかな？）の足元からメソッドや髪型メソッド、流行対応メソッド併せたら、より自分のしたいコーデ、考えやすくなるかも！
とにかく読みながらファッション誌も読みたくなった。コンサバ、カジュアル、モードが好きなら、プチプラでどう魅せられるかの最初の一歩に良さそう。お洒落したいけどどっから手つければいいかわかんない初心者さんや、自由な服装から大人っぽい装いに遷移したい、過渡期さん向けな印象。
素材の話があるから、コスパのいいモノはコレなのかな、とか、中堅ブランドほどぶっ壊れる頻度高い理由とか、お察しできたのも良かった。
ヘアメイクの話がないからトータルコーデには少し及ばないけど、服の漫画だものね。
お洒落強者が集ってわいわいする回が多いので、説明調で、キャラに感情移入して擬似アハ体験できる機会がメンズファッション版に比べて少ないこと。
立って歩ける元気なひと向け、ていうか、あくまでメンズメソッドをレディスに応用した時の考え方の本なので、横から見て平べったい体型がベースになってる感は、残念でもあり。
本当、ウィメンズ服でなくレディス服の本だったな。年齢制限と環境制限があった！
情報操作や見え方としての装いって基本姿勢が常にあるので、可愛いよりは格好いいにまとまって、ガーリー好きキャラがいるわりに、ガーリー好き女性向けではないと思ったな。
お洒落でなく、服装の本。
服好きさんが読むものかと思いきや、服好きな人は似合うものと着たいものの折り合いこそ問題だから、お洒落さんには逆に向かないんじゃないかな？
モード〜マスキュリン好きや服装迷子、お洒落の川下民にはすっごく刺さるけどな！ 楽しい！！
