【感想・ネタバレ】オトナのたしなみのレビュー

あらすじ

還暦を迎えて「大オトナ」になったサイモンさん。
「女が年を取るということ」「セックスレスと離婚率」「悪口との上手な付き合い方」
「着る服が見つからなくなったら」「女は何歳まで恋ができる?」「孤独な老人にならないために」・・・・・・など、
これまでの数々のイタイ経験から学んだオトナ流儀を、アラフォー、アラフィフの後輩女子たちに教えます。
「あるある!」「なるほど!」と思わず膝を打ちたくなる痛快指南書エッセイ、待望の文庫化!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

柴門ふみの鋭い女性観察&分析力が満載のエッセイ。

「20代の感覚のまま年を重ねてきたような40~50代」など、痛いと感じる指摘もあったが、女性ならではのあるある事象も多く、その分析や対抗策に思わずそうそう、と頷くことしきり。

柴門さんも書いている通り、オトナか非オトナかは年齢では判定できない。
完璧である必要はないが(ムリだし)、「日々積み上げたものだけが残る」からこそ、「善きものだけを積み上げ、悪しき習慣は断ち切る」よう、日々心がけて生きたいと思う。

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2021年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おばさんになるにつれて、どう生きていけばいいのか、考えることも多い。

若い頃なら、若いだけで通用することがある。

見た目で言えば、スタイルが悪くなると確実におばちゃんになる。
運動しなければ歩き方もだらしなくなり、おばちゃんになる。

日々運動することで、これらが解決する。
ランニングを習慣化しているけど、実感する。

引き締まった身体と、痩せていても太ももを指でなぞったらセルライトラインがブヨブヨ出る身体とは違う。

筋肉が適度についた身体が基本にあり、背筋を伸ばしてキビキビ歩けたらいいと思う。

ヒールについても書かれていた。

ランニングする前は毎日ヒールで歩いていた。
あれはよくない。足の形も変わり(外反母趾など)足によくない(膝に悪い、歩き方が悪くなる)

ヒールなどは、いざというときだけ履くものだ。

そんな靴を履いて怪我をしてランニングできなくなる方が恐ろしく、普段から出来る限りヒールもパンプスも履かなくなった。

あと、突然震災にあった時も走れるシューズを履いていた方がいいと思っている。

ママ友について。
私はグループ化が嫌いなので、あまり深く関わらない。
一対一で付き合い、誰かの悪口が発生しないようにしている。
元々、悪口が発生しそうな人とは付き合わない。
実際に悪口のような話題は出ないし、そんなことに時間を潰すのは無駄と思っている。

『自分は◯◯だから。と、若いうちに決めつけないこと』
これはその通りだと思う。
だけど、若いうちに気付きにくい。
決めつけてても現実が目の前にきたら、理解する。
その積み重ねで、考えが広くなっていくのだと思う。
タイミングもあるのだし。必要な時にそれがくるのだと思う。

恋は何歳になってもできる。
そのかわり、相手に求めてばかりで幸せにしてもらおうとしている人は同じ恋愛を繰り返す。

孤独な老人にならないためには、自分が話題を提供し面白い人になる必要がある。
若い友人を作る。

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2020年11月27日

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