【感想・ネタバレ】大恐慌時代を生き抜く知恵 ―松下幸之助の霊言―のレビュー

あらすじ

自分たちの仕事は、自分たちで守り抜け。
いま、必要なのは知恵であり、
法律による強制力ではない。

政府がなんとかしてくれると
思っている人は生き残れない!
あなたと家族を、会社を、
そして日本を守るために。
幾度の試練をくぐり抜けた
「経営の神様」から緊急提言。

〇現在の政府の対応は、基本的な経済インフラを
人為的に破壊してしまっている
〇コロナ危機は最低でも2年、
最長5年を想定していままでの発想を変えよ
〇今後は日本国内で経済を回していく舵取りを
〇食料自給率を6~7割まであげる必要がある
〇日本が急速復興の模範例となれたら世界を助けられる
〇コロナに対する恐怖心で、未来社会をつぶすなかれ


■■ 松下幸之助の人物紹介 ■■
1894~1989年。実業家。和歌山県生まれ。9歳で小学校を中退し、大阪に奉公に出る。大阪電灯(現・関西電力)勤務を経て、1918年に松下電気器具製作所を創業。自転車用ランプやラジオ等を開発して事業を拡張し、35年、松下電器産業(現・パナソニック)に改組する。事業部制、連盟店制度など独自の経営方法を導入し、「経営の神様」と呼ばれた。また、PHP研究所や松下政経塾を設立するなど、思想啓蒙運動にも尽力した。

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Posted by ブクログ

貧困や敗戦、不況を経験しながらも、知恵強い意志で道を開いた松下幸之助の霊言集。現在のコロナ対策の問題点とこれから予想される大恐慌期に、企業と個人が生き残るために必要なことが、力強く語られている。まさに”言霊”だ。
”恐怖心で未来社会をつぶすなかれ”、という前がきから始まり、「今が頑張りどき」「発想を大きくしなければならない」という最後のエールまで、心に響く言葉が満載だ。
今、必要なのは法律による強制力ではない、「知恵」なのだということを痛感する。

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2021年01月17日

Posted by ブクログ

世界は貿易で成り立っている。
働かざる者、食うべからず。
何か付加価値をこの世に生まない者は、生き残る必要なし。

0
2020年05月30日

Posted by ブクログ

そろそろ、企業はどうするべきか、どういう心構えで「生活を立て直すか」という話を聞きたいと思っていました。感染者数や死者数じゃなく。

アベノマスクを見て、お役人はお金の使い方が下手なんだなと思い。
それに引き替え、やっぱり商売してた人、特に大きな事業の成長を陣頭指揮でやってきた人は発想からして違うなと思いました。

手元にあるものを、2倍3倍の価値にするにはどうするべきか。
リスク承知で動かなくてはいけない時期の動き方。

前例のない事態だからこそ、必要なのはこういう知恵なんだなと。

0
2020年05月17日

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