【感想・ネタバレ】性別が、ない！～両性具有の物語～ １０巻のレビュー

新井祥

実録! 性のバイブルコミック!! 両性具有作家の新井祥が30代最後の1年間の記録がここに…! 低年齢化した性の悩みを新井祥が独特の切り口でひも解くコミックエッセイ。今時の肉食系、草食系男女のリアルな悩みをスッキリ解消! 結婚についての突っ込んだ議題にも着手してますます加速する新井ワールド!

[ブクログ · ★★★★★]

「性別がはっきりしない」
重くなりがち、人によっては死ぬほど迷うことだけど、
あるがままに受け入れて楽しんでまーすという姿勢が好き。
読者の声を見ると、普通って「多数派である」ってことだけなんだなぁと改めて気づかされるほど、いろんなタイプの人がいておもしろい。

[ブクログ · ★★★★☆]

けっこうな勢いで、本が出ている気がする新井 祥です。

ところで、中性の作者みたいな人は、体が変化するとともに、精神も変化していくわけですが、ＭｔＦとかＦｔＭな人たちは、精神が強くて、体の欲求（ホルモンとか）を無視していると考えていいのかな？

それとも、やっぱり、他の人と比べると、異性なホルモンがおおく分泌されているのだろうか？

人間って、やっぱり体に引っ張られてる部分というのは多い気がするこの頃です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

人間って、つくづくケミカルに出来てるなーと思います。心の有り様が脳に作用し、生活の有り様が脳に同、脳からの指令によるホルモン製造がまた心と身体に反射していく。

[ブクログ · ★★★☆☆]

いつもよりはエッジの効いた話は少なめ。「稜平くん」の変遷がなんだか感動的で、これはノンフィクションの群像劇でもあるのだなあ。