あらすじ
次の春も、また次の春も、ずっとずっと君のために僕は泣こう。
転校をきっかけに、故郷に戻ってきた栞。
幼馴染みで初恋の相手との再会を楽しみにしていたが、彼――葉桜はまるで別人のように冷たくなっていた。
ところがある日、葉桜が泣いているところを見つけた栞は、彼の“涙の秘密”を知ってしまう。
その秘密のタイムリミットは『来年の春』。
葉桜を助けるために思い出作りに励むが、一方で栞もずっと言えなかった想いを抱えており……。
切なさが募る、号泣必至のラブストーリー!
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Posted by ブクログ
愛は水やりと同じ、惜しみなく注げばいい、そして恋は雨と同じ、突然落ちるものだ。
好きかどうかで悩んでる時点でもう好きなんだと思うよ。
栞と葉桜、2人は誰から見てもお互いに好きなのに本人達には、わからない。恋愛は自分の感情とか、拒絶されるかもしれないっていう不安とかがあって、自分の事になるとこうもわからなくなる。
葉桜の毎日の告白、選んだ花言葉がどれも、愛のことだったこと。
読んでいてキュンとして、そして、悲しくて、目を腫らすほど涙がでました。