【感想・ネタバレ】固定資産評価解体新書のレビュー

あらすじ

固定資産評価と納税者の無関心 ― ツケは貴方に! ―

固定資産税は、固定資産評価額を基に課税される。
納税通知書には、評価額・課税標準額が記載されているが、どのように評価したかは記載されていない。
評価のプロセスは複雑であり、評価の前提となる各種の資料の信頼度にも問題がある。
前提条件の誤りは評価誤りに直結するが、課税庁にはこれらをチェックする時間もお金も人手もないので、チェックはしない。
納税者も分からないので、不満があっても我慢することが多い。
結果として、評価のあり方が議論されることはない。
納税者の無関心が制度を支えているとしかいえないが、そのツケは納税者が払わされることになる。
固定資産税は地方自治の要であるが、納税者の無関心はやがて地方自治の崩壊を招くことになる。
目覚めよ納税者!あなたが変わらなければ何も変わらない。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

固定資産評価の概要が掴むことができる本であった。主に土地と建物について解説。評価方法の体系と歴史がまとめられている。あとは応益課税の問題点であったり、評価方法の不適正な部分の指摘など問いかける内容が多くなっている。

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2020年11月30日

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