あらすじ
歴史を変える、美しき仮面。
女王選最有力候補のアリシュエル・ガートルード。彼女は街医者でダイの友人であるロウエンを慕うが、彼女の父親はふたりの仲を許さなかった。ついには姿を眩ませたアリシュエルに激怒し、彼女をいっそ殺そうとするガートルード卿。身分差の恋仲の行方はいかに…。王国デルリゲイリアの女王選は女王候補の演説をもって幕引きとなる。「わたしはずっとあなたの化粧師ですよ──いつまでも」化粧と政戦の壮大ロマンファンタジー、堂々完結──!
(C)Atori Sen, Ichiko Okiya 2019 Licensed by KADOKAWA CORPORATION┴(C)2023 Keu Ayamine
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アリシュエルの父親は血迷ってますね。ロウエンは襲撃を逃れたのに
アリシュエルに会いに行ってとんだことに。
ハラハラドキドキの展開が続きます。
一方でマリアージュはすごく成長。女王の器を見せています。
完結しましたが、ヒースとダイやマリアージュのその後も読みたいです。
一気読みして凄く面白かった!!
主要登場人物や脇役のキャラクター設定と絡ませ方がとても上手く、物語の展開もなかなか面白い読み応えのあるお勧め作品でした。
女王候補の令嬢なのに…癇癪持ちで自己肯定感の低いコンプレックスの塊のようなマリアージュが、花街で画家と伝説の娼婦の美しい娘として生まれたがゆえに男装の顔師として活躍してたダイを職人として受け入れて、お互いの存在と関係性でそれぞれの成長物語のようでしたし、ラストへ向かってマリアージュの変化が本当にカッコ良かった!!