あらすじ
「女は男の世話にならなきゃ生きていけない」…そんな元暴力夫の捨て台詞に抗うかのように、由子は子供を養うため、助手席に息子を乗せ、宅配便のきつい仕事を日々こなしていた。そんな中、息子の隼人が体調を崩す。しかし職場の専務に嫌味を言われ、どうしても休むことが出来なかった由子は、昼休みに病院に連れて行くからと自分に言い聞かせ、いつもどおり勤務をこなす。しかし隼人の体調は悪化……。いつも気にかけていた同僚の堀井はある提案をするが……。バツイチ男とバツイチ女が宅配便と子育てで悪戦苦闘！？ 立原ほたる先生がお贈りする働くワケあり男女の恋模様を描いたハートフル・ラブコメディ！！
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なかなか良かったです。
タイトル通りのバツイチ男女の宅配便。
バツイチ女性の由子の離婚は、元夫の暴力やモラハラで息子の隼人を連れて逃げ出して離婚。
バツイチ男性の堀井は元妻は若すぎた妊娠出産のため、男を作って子供を置いて逃げて離婚。
由子と堀井は同じ運送会社で雇われていたが、お互いに幼子を抱えながらの雇われ社員ではかなりの苦労と不幸を感じたために堀井の提案で2人は運送会社を立ち上げる。
堀井の方は始めから由子親子を気遣っていたし、堀井も由子本人に好意を抱いていたが由子が自分だけ幸せになることを頑なに拒否していたので読んでいてモヤモヤしました。両片思いなのに。
ラストは感動しました。良かったけど、その先がみてみたかったなぁ。
由子の元夫の母親は良い人だったし、それぞれの子供達が可愛かったです。堀井さんが一番良い人だったかも。
