【感想・ネタバレ】大切な人の命の終わりにどうかかわるか ただ、寄り添う。のレビュー

あらすじ

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大切な人が死を目前にしたとき、どうすればいい?夫の看取りを経験した現役看護師で僧侶の著者が看取り方、心の持ち方を伝える。

■著者は、ガンの夫を自然死で看取り、夫の死後、出家し、高野山真言宗で修業を積み、僧侶に。生きること、死ぬことをひとつながりで話せる現役看護師であり、女性僧侶という唯一無二の存在。■どんな人にも大切な人との最期の時が訪れる。そんな愛する人の死の直前、看取る側は、それをどう感じ、どう行動すればいいのか、どんな心の備えをしておけばいいのか、また人の心と体にはどのような変化が起こるのか…それらの具体的な対処法を伝える。■多くの人の死に立ち会い、スピリチュアルケアサポーターとしても活動する著者のスピリチュアル的な心のケア法も紹介。■<内容>第1章 逝き方は本人が選ぶ 第2章 「着地」するまでの体と心の変化 第3章 「死ぬ」ということ 第4章 大切な人がつらいときに、してあげられること 第5章 大切な人を看取った後、心に起こること 第6章 大切な人に寄り添う 「あなたの心」のためのことば集


玉置 妙憂(たまおきみょうゆう):専修大学法学部卒業。夫の“自然死”という死にざまがあまりに美しかったことから開眼し出家。高野山真言宗にて修行を積み僧侶となる。現在は、現役の看護師として小岩榎本クリニックに勤めるかたわら、院外でのスピリチュアルケア活動を続ける。「一般社団法人介護デザインラボ」の代表として、子どもが“親の介護と看取り”について学ぶ「養老指南塾」や、看護師、ケアマネジャー、介護士、僧侶が学ぶ「スピリチュアルケアサポーター養成講座」を開催。さらに、講演会やシンポジウムなど幅広く活動

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

高齢の祖父と認知症の父をひとりでお世話していた母がいつも疲れていたり、機嫌が悪くて居心地が悪かった時に読んで、ものすごく救われた。

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

今どきの看取り(自宅看取りなら水をかなり減らす)を看護師というプロの目線と、家族の目線、そして後ほどなった僧侶の目線で、あらゆる角度から、話しかけてくれる本。

医療者的にはこうだけど、僧侶的は、それでいい、そのような柔軟な考えが日本にはまだまだ欠けていると思った。
海外には、医療をしっかり学びそのうえでスピリチュアルトレーニングを積んだ人がいて、上手く医療と宗教者が繋がっているらしい。
いいシステムだと思った。

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2020年08月28日

Posted by ブクログ

人が死ぬってどういうことなんだ?を綺麗事じゃなく書いてくれていて、とても読みやすい。
医療ドラマじゃわからないリアルな部分を真摯に伝えてる。看護師として看取ること、家族として看取ることの違いも、改めて考えさせられた。。。
看護師がみてもすごく勉強になるし、その他の方々や当事者のご家族の方、闘病中の人にとってもきっと新たな発見がたくさんあるはず。。
大切な人の命の終わりにどんな決断をしても人は必ず後悔するものです、って帯にも書かれてる言葉にすごく救われた。

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2020年04月27日

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