あらすじ
園田れみ(39)は、夫と死別し母と娘と3人暮らし。ある日、隣に住んでいた鍵谷季(かぎたにとき)(39)が離婚して戻ってきた。ふたりは小さいころから一緒に過ごしてきたがそれぞれ別の人と結婚し、今はどちらもひとり。過去のふたりの記憶の中にはいつも、ここにいないある人がいて――。
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さすが
まだ、登場人物の人間模様が未知な部分がたくさんですが、流石です!
グイグイ話に引き込まれます。悲しい2人に明るい未来が来ることを期待します。
1日2回
アラフォー幼なじみもの。2人は恋人にはならず他の人と結婚しますが、訳あって再び独身になったところから話が始まります。2人のこれからのお話、楽しみです。
幼なじみ
主人公の園田れみ(旧姓吉田)は実家で中学生の娘のるりと、母親のりらの3人で暮らしている39歳の女性。
夫の忠に先立たれながらもOLとして働いている彼女の隣りの家に4年ぶりに同い年の幼なじみ、鍵谷季が帰ってきた。
大地主の彼女と結婚し何不自由ない生活を送っていた季だったが無精子症で妻から離婚を言い渡され住んでいたマンションを追い出され父親の入院をきっかけに一人暮らしではなく実家に戻ることにしたらしい。
昔から泣き虫で何かとれみを頼りにしてベッタリだった季、周りから見てもいつか結婚すると思われていたがあまりにもいろいろ距離が近すぎて逆にそういう対象として見れないまま高校生になった時、出会った同級生、忠が二人の人生に良くも悪くも影響を与えることになる。
れみの家も季の家もおしゃれでそれなりにお金のかかってそうな感じがするのに対して、忠やミハルの家は団地で親がいなかったり家の中が荒れていたりとそういう地味な格差みたいなのが言葉にしにくいけどきつい描写だった。
距離が近すぎて逆にお互い入り込めない二人が今後どうなっていくのか楽しみ。
Posted by ブクログ
そんなに由緒正しいお家なら、
結婚前に健康診断含め一通り調べたら良かったのに。
自分でも知らなかったことを「なんで」と流れても困る。
しかしこれが女だとありふれた話と思うと
それはそれで酷い話。
早々のタイトル回収だが、1日2回は中々多いのでは。
なんだかんだで笑い合いながら飲める幼馴染がいるのは羨ましいかもしれない。
会社で離婚理由の噂話をされるのは嫌だな。
田舎ならではだろうか。