あらすじ
留学をせずに独学で同時通訳者になり、受験生向け講座の人気講師としても活躍する著者による英語独習法。基本動詞と関係詞を使いこなす、無生物主語をマスターする、限られた単語を自在に使い回す、音読を繰り返して普段着の英語をインストールするなど、自分らしい英語を身につけるための実践的な学習法を紹介します。
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Posted by ブクログ
読む、聴くという「受動態」スキルだけでは英語を使いこなせるようには遠回りだと思う。「言えるものは聞き取れる!」のは、その通り。女の子に"I would die for you."より"I would kill for you."の方がぐっと来るとか、若者に伝えるエピソードも上手い。
Posted by ブクログ
パワー音読
チャンク音読
ノーマル音読
ささやき音読
和訳音読
感情音読
想定してる読者の英語レベルはどの程度なのか気になる
4章に色々な表現が載っている
Posted by ブクログ
○英語4技能を身につけるのは怖くない!今からでも遅いなんてことは全くないんだ!
社会のグローバル化がまことしやかにささやかれ、ますます重要になる「英語」。
学生の多くは苦手意識を持っているわけだが、最近では「読む・聞く・書く・話す」の4技能を身につけることが重要だ、と言われるようになってきた。
TOEIC試験運営の国際ビジネスコミュニケーション協会も、「TOEIC SWテスト」を「英語で話す・書く力を測るテスト」として受験機会の提供をしている。
さてその4技能を身につける方法を記したのが、この本だ。
「英語に好かれる」とあるが、果たして、英語が自分を好きになってくれることはあるのだろうか??
この本を読んだ上での答えは、「No」だと思う。
その代わり、自分で努力した結果、自然と英語と自分との距離が近づいてくることはあるのだな、と思った。
筆者は筆者の体験として、幼少時に両親から英語より日本語、と言われ、ずーっとそれを根に持っていたわけではないが、実現できない苛立ちを抱えていた。大学に行っても結局そうだったが、バウンサーと呼ばれるアルバイトに出会い、外国人と話す中でよくよく聞いてみると簡単な英語でストレートに自分の想いを伝える彼らの姿があり、そこからは猛特訓したのだという。筆者の中にあった自己肯定感(self-esteem)が、”自分の心の礎にあれば、失敗や困難に出遭ってもそこから再び立ち上がり挑戦する「本当の強さ」を発揮することができる”(p9)のだそうです。このことには人生においても英語においても同感。
あとは、「英語で思う力」をコアにして、情緒と英語を一つにし、インプットとアウトプットを繰り返す中でふだん着の英語を身につけていく、ということだ。
日本人は概して自分の気持ちを回りくどく伝えがちな人たちだと思うが、外国人のように感情や理解したことをストレートに言葉に載せて伝えるのが、英語の上達の近道なのかもしれない。
そして、才能は数をこなして作るものだ、ということも筆者は言っている。
これも同感。結局天才なんていないんじゃないかな、考えたもん勝ちなんじゃないかな、と私も思っている。
あとは、筆者の体験談に基づいた生の英語を、実例文をもとに学習しよう。
結局、近道もなにもなく、好かれるためには自分から英語を好きになり、お近づきにならないといけないんではないかな。