あらすじ
プロジェクト進行の新しい教科書
【本書のポイント】
・紙1枚にプロジェクトの状況を書くだけで、全体が俯瞰できる
・プロジェクトのどこが滞っているのか、という本質がつかめる
・プロジェクトの種類、規模、起案者を問わずに応用できる技術が身につく・フルカラー&図解が豊富でわかりやすい
【こんな人におすすめ】
・はじめてプロジェクトに関わることになったが、何をしていいかわからない
・プロジェクトの理想的なゴールはあるけれど、何から手をつけていいのかわからない
・プロジェクトを任されたのはいいけれど、どのように進めたらいいのかわからない
・なんとなくプロジェクトに巻き込まれたけど、案の定思ったように進まない」
【内容紹介】
社会人であれば誰しもが関わるプロジェクト。
働き方改革や副業解禁の流れから、プロジェクト単位で仕事を進めることがますます増えてきました。
でもなぜか、プロジェクトの上手な進め方は学校でも会社でも誰も教えてくれません。
そこで本書では、プロジェクト進行の技術を身につけるにあたって
「プ譜」(ぷふ)というツールを紹介します。
これが紙1枚で書けるものです。
アナログでもデータでも作れます。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
プロジェクトを進める点で最も難しいのは、大勢のプロジェクトメンバーが同じ理解でそれぞれの役割を理解して進められるかどうかにある。
プ譜に近いものは、白板に書き出して議論したこともあるけれども、定型化したテンプレートを使う考え方は新鮮。これなら、目標と制約条件が一目瞭然で分かりやすいと思う。
PM bookプラスαの考え方として大変参考になった。
Posted by ブクログ
職場でのプロジェクトメンバーの意識にばらつきがあって、何かヒントを得たくて読んだ本。プ譜の構成がわかりやすくとても参考になった。勝利条件を明確にして、常にそれに立ち返ることを意識してプロジェクトを進行することが大事。
Posted by ブクログ
・プロジェクト進行にあたってのヒントがかなり得られた
・紹介されているツール「プ譜」は、理解が足りないのか申し訳ないけど具体的に使う場面をイメージできなかった
Posted by ブクログ
本書におけるプロジェクトの定義は、「やってみる前に、何をしたらどんな結果が得られるかが、わからない活動」。そして、理想と現実のギャップによって生じる混乱や摩擦、無駄を解消し物事を前進させるのが、「本来のプロジェクト進行」だとされています。
昨今のビジネス環境においては、一見ルーティンワークに見える仕事や確実に達成可能だと思われる目標でも実際はそうでないことが多い=あらゆる仕事がプロジェクト的な困難や不確かさを持つ時代が到来しているため、状況に応じて解決すべき真の課題を見極めるプロジェクト思考力、プロジェクト進行の技術を身につける必要がある、とのこと。
部分的なツールやフレームが散らかり体系的に捉えづらいプロジェクトマネジメントに対して、目の前にある課題を適切に咀嚼し、とりうる選択肢を適切に位置づける方法論を確立しようとしてくれているのは参考になる。実践してみる。
Posted by ブクログ
言葉などは違うけど、似たようなことを研修で習ったなぁと初心に返った。
とりあえず私事で実践してみようかなと思う。
社内のプロジェクトでネックになる人たちに読んでいただきたい。
Posted by ブクログ
たくさんのチームを同時に回す中で、コミュニケーションの取り方とか意識の違いが出そうだったなかで、勝利条件とか獲得目標とかなるほどと思わされました。とりあえず使ってみます
Posted by ブクログ
プロジェクト進行の方法がとてもシンプルにその本質が記載してあり、他のどのプロジェクト進行の参考書より理解しやすかったです。
初心者にはお勧めの本です。
Posted by ブクログ
前半はちゃんと読んで、後半は飛ばし読み。前半はプロジェクトマネジメントの意義とかポイントをコンパクトにまとめている……が、あっさりしすぎの感も。後半のプロジェクト譜はクセが強くてちょっとどうかと思った。けれども、分厚いプロジェクト計画書の管理も大変なので、簡易に現状とゴールをまとめて関係者に共有するスタイルはアリかなと思った。
Posted by ブクログ
・ウォーターフォールで重厚なドキュメント作成・管理が目的化してしまい、メンバーが全体感を把握できなくなる、課題に柔軟に対応できなくなる
・アジャイルで柔軟に対応しすぎるあまり計画通りに進まない
どちらの状況も回避しプロジェクトを成功に導くためには、ゴールとマイルストーン、タスクの繋がりをプロジェクトメンバーやステークホルダーで明確にし、適宜アップデートできることが重要。
著者が提案する「プ譜」はそれが1枚絵で実現できるフレームワーク、と大まかに理解した。
後半のプ譜の活用例まで読んで、便利そうな所感は持った。しかし、PMBOKのような箔のついたプロジェクト管理フレームワークでもアジャイル、スクラムのような知名度でもない、オレオレ感のあるフレームワークなので、見慣れず学習コストや初見の抵抗感が生じるのは否めない。「プ譜」や「廟算八要素」のような命名センスが残念。もう少し分かりやすくキャッチーなものだったら…
まずは個人用のまとめから使ってみたいが、プロジェクトの公式なドキュメントとして活用したりメンバーがみな作成や更新する状態を目指すにはだいぶハードルがありそうに思う。