【感想・ネタバレ】冠詞のトリセツ 非ネイティブがぶつかる冠詞の壁を越える!のレビュー

あらすじ

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日本人にとってなぜ“冠詞”が難しいのか、
もちろん、日本語に冠詞がないこと、そして
冠詞の理論が複数存在することも、その一因でしょう。

「a と the の違いは“特定”と“不特定の違い”」
と習ったり、
「聞き手は知らない(未知・新情報)ならa で、
聞き手もすでに知っている(既知・旧情報)ならtheにする」
と習ったり
「初登場なら a で、2回目以降は the になる」
と習ったり…。
その説明は千差万別です。

本書では、冠詞を正しく使うための方法を、
3つの原則を設定して解説していきます。
200の例題と、100の確認テスト問題を解きながら、
冠詞のセンスを身につけることができます。

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Posted by ブクログ

良かった。
ただ、可算名詞複数が一般論のみを表すという説明には疑問が残っている。
手元にあった "An Absolutely Remarkable Thing" を眺めてみたら、そうではない限定的な複数を表すように見える分が沢山あった。
「Some + 加算複数」が少数の場合の複数形を表すという説明もあったけど、数が多い場合についての記述が無かった気がすることも気になった。

誤字脱字が多めだった。

0
2021年07月18日

Posted by ブクログ

文法書ではあくまで1項目に留まり、比較的ざっくりとしか説明されない冠詞についてだけで280ページ近く解説した本。
1-4問の出題と解説が1ページずつまとめられていて、自信を持って回答できたところは解説は読まなくてもいいかも。
また似たようなケースを繰り返し問われるため、最高効率で冠詞の感覚を掴めるような構成になっていると思う。
個人的にpart1が一番つまらなくて、(事実英語がそう運用されているから仕方ないが)非常に主観的なイメージを形式的に当て嵌めるばかりの解説で全然腑に落ちない。結局個別の細かいルールについては覚えるしかないような気になるし、逆に言えばその程度の仔細は間違えても問題にならないと思っていいような気がする。
part2で言及された英文の情報構造、旧情報が先で新情報があとというのは目から鱗。There is構文の、実質的に意味がないthere is部分の正体。

既に諺でしか使われていない(日常的に使わない)表現も多数紹介されているが、本書の趣旨からすると不要だったように思う。かえって混乱させる。

0
2025年12月17日

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