あらすじ
「またここに来てもいいですか?」成績がふるわず追試が決まった高校一年生の七海は、美術準備室で全国模試三位の実力者・小鳥遊先輩と出会い、半ば強引に勉強を教えてもらう事に。容姿端麗で人を寄せつけない雰囲気を持つ先輩に、最初は苦手意識を持っていた七海。しかし、優しく面倒見の良い本当の姿や、人前では見せない笑顔に心惹かれていく。──この関係は期限つき。先輩の心の中をもっと知りたいと逸る七海は…?
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明るくて暖かい作品
後輩くんがとにかく陽だまりのような明るさです。
それに影響されていく先輩が、閉じこもった空間から出て、自己を出せるようになる過程が素敵でした。
お互いがお互いを意識するまでがとても丁寧に描かれていて、まるで描写が丁寧なドラマを見ているようでした。
読了後、もう少しほしい!という思いもしなくはなかったですが、もうこの1冊で完成していると思います。
ラストは主人公と同じく「卒業しないで!」と心で叫びました。
あと名前が、「たかなし」先輩と「タカ」ときくんて、面白い対比だなと思いました。
エロはほぼなしです。最後に書き下ろしでちょろっと。
登場人物みんないい人でいいですね‼(先輩お父さん以外)
んーラブラブなところが見たかったです。
先輩
我慢して気持ちを閉じ込めることで、心のバランス保っていた先輩が、七海と会ったことで気持ちが変化し、気づいた感情を吐き出す。大学受験も選択できて最後にハッピーになって良かったです。
うーん
高校生の先輩と後輩の恋物語
留年ギリギリの後輩が優等生の先輩へ半ば強引に勉強みてもらうように迫る
接しているうちに好きになる
先輩は片親で昔から孤独
なんやかんやで両想いになり付き合うことに
おまけで大学生編もあったけど抜き合うだけでエロはほぼなし
話も引き込まれなかったしキャラも薄いしでまた読み返したいとかはなかったかな