【感想・ネタバレ】若く聡明な公爵は初恋の令嬢に惜しみない愛を寄せるのレビュー

あらすじ

社交界デビューの華やかな会場で、ミアは壁の花だった。イケメンで浮気性の父を持つミアは、イケメン嫌いに留まらず、結婚なんかしたくないと頑なな考えを持っている。乗り気でないミアに手を差し出したのは、神の造形物とも見まごうほどの美しい容姿を持つクロードだった。会場でいきなり深いキスを施され、反射的に拳を振り上げてしまったミアには、以来三年間、縁談に至ることはなかった。思惑通り独身を貫いてきたミアだったが、ある日、父親の借金が発覚。邸にガラの悪い高利貸しがやってきて、屋敷どころか領地までも取り上げられそうに。後ろ盾になってくれる人はいないものか、ミアは三年ぶりに社交の場に出かけるのだが、そう都合よく後援者が見つかるわけがない。それどころか酔った男に絡まれる始末。逃げ出すミアを偶然にも救ってくれたのは、あの時の……。公爵位を継いだクロードは、ミアから事情を聞くと、借金を肩代わりすると結婚を申し出るのだった。そうこれは、契約結婚――。

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愛を寄せる

読み終わってなるほどという感じでした。
ヒロインは男性が嫌いで結婚することも拒否していました。そんなとき夜会で知り合った公爵にキスをされます。だからイケメンは嫌いなんだとさらに拗らせるヒロイン。しかしそれから数年後実父が詐欺にあい借金を抱えることになります。結婚を条件に肩代わりしてくれたのは以前夜会で出会ったヒーローでした。そこからヒーローはヒロインに愛を伝えていき最終的には両想いになるのですが、だからタイトルが愛を寄せるなのかと納得しました。

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2023年08月14日

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