あらすじ
時間管理ができないのは性格のせい?
いいえ、必要なのは「脳」に「指令」を出す技術です。
時間に厳しい日本社会では、時間通りに行動することは、仕事へのやる気や相手を大切に思っていることの意思表示。時間が守れないと、「やる気がない」「緊張感が足りない」「相手を軽く見ている」と思われ、仕事でもプライベートでも大きな損害を被ります。
かといって、やる気を出し相手を大切に思えば、時間通り行動できるか、というとそうではありません。
時間通り行動するには、技術が必要です。
その技術とは、自分の意志ではなく、脳が自然と時間通り行動できるように仕向けること。
本書では、時間管理を脳の問題としてとらえ直し、脳の働きを切り替える技術を使って、思いどおりに行動できる技術をお教えします。
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Posted by ブクログ
自分主導か他人主導かで時間の捉え方を変えることができるという考え方が新鮮でした。この本を読む前と読んだ後では日常生活の過ごし方が変わると思います。とりあえずマルチタスクをやめることからやってみます。
Posted by ブクログ
マルチタスクを避ける。一度に作業は一つ。そのほうがはやい。
仕事時間を正確に見積もるために、あらかじめ時間を予測してから取り掛かる。
9ブロックタスクで、今日やることをリスト化して、ビンゴになるようにゲーム感覚で行う。
隙間時間に、余計なことを行わない。特に、ゴールがない作業を始めない。
予定を守れる人は、何回も予定を思い出している。
予定が入った日のうちに、その予定を遂行するときのイメージをする。
早起きは、何時に起きるかを自分に言い聞かせる。それを徐々に早くしていく。
大脳は、一週間で眠気に慣れてしまう。作業効率が落ちているのに眠くない。就寝が遅くなることに慣れてしまう。寝る前にマインドフルネス瞑想を行うと、ぐっすり眠られる。
考え事は5分で区切る。
調べ物は15分、学習、仕事は90分で区切る。
マイクロサッケード=眼球運動=これが起きると気が散っている証拠。余計なものが目に入ったと感じたら、集中力が落ちている証拠。
〇分でやる、と言語化して宣言するとその間は集中できる。
計画仮眠=1分から30分まで。1分間目を閉じるだけでもすっきりする。30分以上は寝ない。座ったまま目を閉じる。〇分後に起きる、と3回唱える。