あらすじ
僕は1週間のうち、火曜日しか生きていない。
他の曜日は、まったく違う人格の僕が生きている。
でも火曜日は図書館も閉まっているし、飲食店も休みだし、ちょっと退屈だ。
そんなある日、目覚めたらそこは水曜日だった。
火曜日の僕は、水曜日に生きている。つまり、水曜日が消えた。
自分自身とは何なのか。人を愛するとはどういうことか。
中村倫也主演の衝撃作、感動のノベライズ。
※電子書籍には特典として、映画の設定資料を収録。
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Posted by ブクログ
とても読みやすい文章で、先が気になって珍しくスラスラと読めた
それぞれの人格が同じ体に同居する
読み始めは大変そうと感じたけど、最後にはなんとも心強い仲間になっていた
当たり前のように感じている毎日を、大切に過ごそうと思わせてくれた!
Posted by ブクログ
読後すぐに誰かと、あーでもない!こーでもない!と盛り上がりたい衝動に駆られた一冊。
こんな設定が思いつくのはどんな人よ?と思って調べたら、これはノベライズなんですね。ということは脚本家の脳味噌がすごいのか。
御都合主義な流れも気にならないではない。でもこんなキテレツな設定に「現実的じゃない」とか「うまくいきすぎ」とか言うのは野暮な気もするので、手放しで面白かった!と褒めておく。
しかし瑞野さんと水曜日の件がペンディングのままラストがハッピーエンドっぽく納められていることにモヤモヤ。
これ、瑞野さんさえ事情を理解して納得できればうまく行くのかなー。
多分一ノ瀬はきっと誰よりも7人を独立した個として認識してそうだからイケそうな気がする。
でも瑞野さんは無理だなー。普通無理よねー。自分だったら無理よねー。
更に結婚ってなるとなー。日本じゃどっちかは愛人だしなー。
っとかって、グダグタ喋りたいので本の虫仲間におすすめしよう。
いやー、読後に人と盛り上がれる本ってやっぱり良作だと思います。
Posted by ブクログ
誕生月の映画館の割引を使いたくて観た映画。期待以上に面白かったのでノベライズを購入。
映画で「僕」たちの生活を映像で把握していたので物語にスムーズに馴染めた。また映画では説明無かった(と思う)凝った家に住めている理由、経済的なことなど不明点を補ってもらえた。
映画を観た時は1人の人物が7つの人格に分かれているというより、1人分の身体に7人が住み着いている、というように感じた。同じ身体を共有していながら決して顔を合わせることが7人。自分以外に6人と共同生活をしているのに誰とも会えないというのは、かなり孤独なことかもしれない。小説では更にそんな印象を強く受けた。
それを払拭してくれるエンディングは映画ではコミカルでキュートだったが、小説は「火曜日」の夢を6人が協力して叶え、更にサプライズを仕掛けていてホロっとしてしまった。月水木金土くんたちが火曜日に気づかれないようにどうやって打ち合わせしたんだろうって想像するのは、楽しい。
Posted by ブクログ
映画が面白そうで、ノベライズがあるとの事だったので手にとって見ました。
1週間で毎日それぞれの人格が変わる僕。
火曜日の僕は一番平凡でハズレ。ひょんな事から、何故か水曜日なのに火曜日のままでいられる様になり…
奔放な月曜に比べると火曜日は平凡だけど穏やかな性格で、主人公格で進んでいくけど、ラストの方がアッサリで拍子抜けでした。途中まで、誰が裏切者なのかドキドキしてましたが、割とすぐに判明したのも意外でした。
初恋よりも、身近でずっと一緒に居てくれた人とのハッピーエンドは良かったけど、もう少し瑞野さんの事掘り下げて欲しかったです。
映画とは少し違うがこれもまた良
中村倫也さん好きにはたまらない同名映画のノベライズ本です。
映画を観た後に答え合わせの感覚で読みました。
ほぼほぼ映画に忠実ですが、ラストに向けての展開が少し違います。
しかしながらこれもまた良し。
個人的には映画を観てからの読書をお勧めします!
Posted by ブクログ
映画にめちゃくちゃハマり、原作があると知って勇んで読んだら原作ではなくノベライズだった。
映画を先に観てしまったのでどうしてもそちらを贔屓してしまうが、映像だけではわからなかった部分をよく補完していたと思う。
全体的には平易な印象で、恋愛要素は薄く感じた。
まだ恋愛になる以前の状態というか、博愛のよう。
出来れば続編も出して、他の曜日が主人公の話も読みたい。
Posted by ブクログ
読みやすくて面白かった。
映画のノベライズらしいけど、映画まだ見てないので見てみようかな。
大体予想通りな展開だったけど、それ故に読んでて気持ちよかった。
最後の一之瀬はいらないなぁとは思った。瑞野さん派なので。
Posted by ブクログ
映画の原作だと思ってたらノベライズ本だった。
最後少しだけ月曜日出てくるけどほぼ火曜日だけの話だし普通の日常がベースで恋愛要素もあったりして想像してたようなサスペンスっていう感じではなかったかなぁ。
思ったよりは内容が地味なんだけどその分わかりやすくて読みやすいと思う。
ラストは手術やら薬やらでそんな都合よく人格コントロールできるか!?とは思うけどハッピーエンドでまぁ悪くない。
Posted by ブクログ
中村倫也さん主演で映画化になっていたから気になっていた作品。
あり得ない内容なんだけど、どこか現実感があって。おもしろかった。サクサク読めた。
火曜日くんを応援しながらも、もっと他の曜日もどんな人だったのか知りたかったな。
結末は少し予想外だったけど、ハッピーエンドで安心。。