【感想・ネタバレ】一億人の茶道講座 心を耕すのレビュー

あらすじ

日常の稽古で再認識する所作の意味、道具と向き合って得た美をみる眼、異分野の体験で確信する茶の心の普遍性など、茶の湯の修錬が人の心を耕し、人格の「成熟」を高めていく諸相を、心理学者で茶人でもある著者のエッセイで解き明かします。本書では《自分自身に向き合う》《美観が心を磨く》《技を磨き、心を律する》《成長の豊かさを享受する》というプロセスにしたがい、著者の実体験に基づく60のエピソードを展開してゆきます。

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Posted by ブクログ

80億人のという本よりもお茶との付き合いがある人向けだからか、こっちの本のほうが面白いし勉強になる。経験のない茶事とかの話もあるし。
入会儀礼、深さへの雌伏、稽古と稽古の間、草への回帰、茶道の内面性への臨界点、醤油のメタファー、知識の構造化、美術品への沈潜、お茶湯の儀の感動感銘、型に入り自在を得る、飽きない心、道具への畏怖、灰形の修練、誉めるな感銘せよ、舞台を踏む、詰の陰徳、修練と見る力、所作の多次元性、静寂の魅力、ヒトのみにある敬虔の気持ちなどなど、とにかく盛りだくさんで面白い。

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2023年10月08日

Posted by ブクログ

社会心理学者というお役どころから垣間見る茶道の精神を感じる一冊。茶事前にとてもよい心の鍛錬ができました。

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2018年04月04日

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