あらすじ
シリーズ累計130万部 親子の関係をみつけるための、心のベストセラー 親から私、そして子へ 手わたしで繋げていきたい不朽の名作
ラジオで読まれたドロシー・ロー・ノルトの1つの詩がすべてのはじまりでした。 その詩にあった11の教えは、どれも親子の絆を確かめ、変えていくことができる、素朴で力強いもの。
親子はもちろん、すべての人間関係の原点につながる、そんな11の言葉を、本書では一つ一つ大切に、わかりやすく読み解いていきます。
長年読み続けられてきた不朽の名作に、“今だから思うこと”を踏まえて加筆され、装いも新たになりました。
“心が寛大な人のなかで育った子はがまん強くなります”
“ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります”
“人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします”
幼少期の楽しさは生涯の財産となりますが、逆に悲しみは生涯の負債にもなります。だからこそ、子どもと関係のあるすべての人に、今こそ読んでもらいたい1冊。
子育ては、あなたが自分に気づく最大の成長期になるはずです。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
理想の子育てや理想の人生なんてない。子育ては難しいんだ、生きることは難しいんだ。みんな苦労しているんだ。
だから何とか生き抜こう、というメッセージ。
ちょっとしたアドバイスがあったら、少し楽になれるかもしれない。
一助になれば、と本文は綴る。
石田ゆり子さんが、旅行に持って行くというこの本。ワンちゃんや猫ちゃんがきっと子どもみたいなものなのかな。
産まれてきてくれただけで私は嬉しい。幸せだ。それをずっと伝えたい。
ありのままを愛してるってことを。いつかわかってくれたら良いなと思う。
良書だと思いますが、時たま「母親が」という表現は少しモヤっとする。「父親は…?」
以下は引用。
「人を動かすのは、人の意識ではなく、無意識なのです。」
「難しいのは、それ(励まし)が必要なときに励ますことです。」
「子どもに自己実現(自分の潜在能力を発揮すること)させることが親にとって最も大事な仕事である」
「両親の役目は、第一に子どもを危険から遠ざけて置くことではなく、怪我をしたときに備えて、バンドエイドを十分に持って、子どものやることを見守ってやることなのである」
「言葉や動作はあることを表現する手段ですが、同時にあることを隠す手段でもあることに気をつけなければなりません。」
「親がある年齢になった子どもにしてあげる最高のことは、子どもが本当に好きなことを見つける手助けをすることだ」
「「喜んで」ということがポイントです。子どもは、母親が「喜んで」自分の世話をしてくれていることを感じます。」