【感想・ネタバレ】萩尾望都-愛の宝石-のレビュー

あらすじ

萩尾望都が描く、きらめく恋の短編集!

少女漫画界の革命児たちによる傑作短編アンソロジーシリーズ“Flower Comics Masterpieces(フラワーコミックス マスターピーシーズ)”の一編。
■哲学的なSFから、ファンタジー、サスペンスなど多彩な作品を生み出してきた萩尾望都。そんな少女漫画界の巨星は、じつはチャーミングな恋の物語も数多く描いている。このアンソロジーでは、そんな萩尾望都の手によるラブストーリーを集め収録。淡い恋が、ときめきが、あなたの胸にしみこむ。
■収録作のカラー扉を雑誌掲載時と同様カラーで再現しているばかりでなく、「ポーの一族」をはじめ数々の傑作連載のカラー扉を集めたイラストギャラリーも収録。幻のエッセイコミック「まんがABC『ゴールデンライラック』ができるまで」を単行本初掲載!
■別冊付録『モーさま 世界を行く!』
若き日の珍道中から最新の未発表レポまで、これまでに世界各地を旅したトラベルエッセイコミックをまとめた1冊。作品からは垣間見ることのできない意外な素顔が発見できるはず!?
■収録作品「ママレードちゃん」「妖精の子もり」「秋の旅」「6月の声」「ゴールデンライラック」ほか。

※こちらはデジタル配信専用商品です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 2012年のクリスマスイヴ、自分へのプレゼントに買う。
 
 恋という主題で編まれたアンソロジー。メインは『ゴールデンライラック』だろう。
 最も愛する短編『オー マイ ケセィラ セラ』が選ばれたのは嬉しい。何せ初読時は「なぜ現実の世の中も、世に棲む人の心も醜いのだろう?」と、作品とのギャップに悩み、死にたくなった。……中学生としか言いようがない。
 余談:132頁2コマ目、少女の台詞「オールディスが もっと好きよ」は、雑誌掲載時「オールディヌ」と誤植されていた。
 
 カラー頁が再現されているのはよい。雑誌掲載時はさして有難味を感じない2色カラーも、上質紙に印刷されたら「こんなに美しいのか!」と瞠目してしまう。特に224頁のヴィクトーリア。
 付録冊子『モーさま世界をいく!』も愉しい。
 
 所属する mixi 萩尾望都コミュで『まんがABC』が話題になり、月刊連載版の方が5回分だけ収録された本書をひもとく。その勢いで再読す。

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2019年07月23日

Posted by ブクログ

電子書籍が発売されていたので拝見しました。
女の子のファンタジーです。
どれもワクワク感満載で現実逃避できますぞ(^^;
先が読めてても楽しい気分に浸れるイラストが盛り沢山。
更に末尾には不思議なトラベルエッセイも。
大満足でした!

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2020年05月16日

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